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読みたいときに訪れる、自分用の本棚。
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#写真

寝る前のメモ。

撮り溜めた無数の写真を見て、取り調べでもされた日には十分な証拠になるのだろうな、と素直に思いました。自分自身のことなのに狂気すら感じてしまう。 写ルンですから始まり、フィルムカメラを持ち歩いて1年以上経つのだけれど、現像した写真には「これでもか!」というくらい地元が映し出されていました。生々しくも、おぼこくて青い写真たち。 何百枚もある写真を、これからどうすればいいのだろう・・・と思いつつ、もう少し撮影を続けていこうと思います。モラトリアム人間みたいなことを言うと、自分が

寝る前のメモ。

なにかができていく「プロセス」を、どんどんまちの若い人たちに開いていけたらいいなと思う。 とくに、地元を離れる前の中高生たちとの関わりをもっとつくっていきたくて。映画「かめじん」DVDのレンタルも、そんな思いで始めているのだけれど、これからやっていきたいこともいくつかあって。 力をつけないとな〜〜〜27歳!(ものごとに年齢は関係ないと思っているけれど、自分を鼓舞するためにだけ使います。中学生の頃から考えると、2倍も長く生きてる) 『いつもの亀岡。-shooting ou

#ファインダー越しのわたしの地元。

地元を発信する人が増えたらきっと、もっとたのしくなると思う。 数年前にTwitterをひらいて「亀岡」と検索した時に感じた寂しさのようなものが、最近はだんだん拭えてきたように思う。純粋にハッシュタグを使う人が増えたり、意識して(?)「亀岡」というワードを入れてくれたりするので、検索をかけた時に情報をキャッチしやすくなってきた。 (HPで検索した時の情報は、まだまだ厳しいのだけどね。) そうやって発信をしている人たちとリアルな場で出会えることに、わたしはおもしろ味を感じて

だれかと一緒なら、地元はもっとたのしい。

あいにくの曇り空でしたが、涼しくてサイクリング日和。 今日は、先月からゆるゆるはじめたあそびの企画【Kameoka Cycling Tour!】の2回目を開催していました。ルートは第1回目とほとんど一緒ですが、ワークショップの内容を変えて開催していました。 田んぼの水鏡がとにかく美しい。地元にも関わらず、なんども「いいですね〜」を繰り返していました(笑)。 今回は、亀岡在住の陶芸作家・篠原恵さんをお招きして、アクセサリーや小物づくり。以前体験させていただいた時間がとても

いろんなレンズを向けてみる。

ずっと前から気になっていた、単焦点レンズを買ってみた。 ほかのレンズも見ていたのだけど、価格とレビューで最終的にこちらを選択。プロを目指したいわけではないので、あんまり高いのを買って失敗すると ちょっと悲しくなるもんで(笑)。 それにしても、レンズを変えるだけで写真ってこんなに変わるやなぁ。1枚目はちょっとピントが甘い。 「藤原邸 RESTAURANT 淳」さんの水木限定プレートランチ、とっても美味しかった〜! 明確な目的があるわけではないけれど、iPhoneと #写

座間味の1日。

自然の色は美しい。だからこそ、そのあいだを捕まえてみたくなる。 シャッターを切った瞬間に、目の前にあったはずの光景はするりとどこかへ逃げてしまうのだけど、それでもいい。大事な瞬間は、わたしだけが覚えていれば。 先月の沖縄滞在で、フェリーに乗って座間味島を訪ねた。 気がつけばずっと、海と空の境目を追っていて。 役場で『特に何も調べずに来てしまいました』と言うと、『行き当りばったりもいいですね』と職員さん。 ママチャリを借りて、島の西部を反時計回りに。古座間味ビーチには

その時わたしは、46歳。

20年先のことなんて、現時点でわかっていることの方が少ない。 こうなっているといいなぁ。みたいなことはいくつかあるけれど、そんなことを忘れてしまうほど、いまの考えとは180°違うことをしているかもしれない。でも、答えがないからおもしろいんだろうなぁ。 何を伝えようかと考えるうち、 自分が大事にしているものが、 少しずつ具体的に見えてきたりとか。 先日、たまたま「メリーゴーランド京都」で石川さんの写真展を覗いていたので、こうやって知ることができてうれしい。 撮影された写

はじめての試み。

気がつけば、手元の写真は100枚以上になっていた。 昨年の9月頃から、じぶんと地元の関係を客観的に見てみたくて「 #写ルンです 」を持ち歩くようになった。なにかを狙って撮るわけではなくて、こっそりポケットに忍ばせて。 撮り溜めたものをこのまま置いといても仕方がないので、小さなアルバムにまとめてみる。 ただただ、日常のなかで「いいな」と思った風景を撮っているわたしには、写真だけで語れるほどの強いメッセージはないのだと思う。 だから、そこにちょこっとだけ「かめじん」のドロ

スクラップ&ビルド。

とうてい「落ち着いた」とは言いづらい状況なのだけど、少しだけ片付いてきた感がある。(とはいっても、片付いたのはほんの一部で、やらねばならぬことは山積みなんですけどね。) いまはそういうタイミングなのかもしれないけれど、じぶんの中で毎日なにかが壊れて・生まれていくような感覚があって。 ものすごい勢いで、というわけではないのだけれど、潮目が変わりつつある気がしていて、でもそれが一体なんなのかいまはまだわからない。 毎日やるべきことはやっているのに、終わりが見えない。 それ

誕生日プレゼント。

誕生日なのに! と言われながら、いつも通り仕事をしていたのだけれど、今日は仕事の予定を入れて本当によかったと思える1日だった。 わたしは、地元の空が中学生の頃から好きだった。黄金の稲穂と彼岸花の風景は、小学校の写生の時間に描いてから毎年ずっとたのしみにしている。 こんな風に小さい頃から感じてきた地元の価値を、ようやく胸を張って「いいところなんです」と伝えられるようになってきた。正直、すべてが好きだとは思えないけれど、だれになんと言われたとしても、わたしはやっぱりこの場所が

2018年。

2018年が、もうすぐおわろうとしている。 今年も、世界的なことから個人的なことまで大小いろんなものごとが動いていて、それぞれに対して考えることもたくさんあったけれど、年の暮れにはだいたい忘れているみたい。 結局のところ、自分の手の届くところにしかわたしの声は届かないし、手をむすべない。その範囲を広げていくために、あれこれ動きまわるのがいまのわたしにできる精一杯なんだと思う。だから、そこで出会えたひとたちや、これから出会うかもしれないひとたちを大切にしていきたいかな。

祖母との時間。

SNSやカメラロールを見返すと、度々出てくる祖母の写真たち。軽度の認知症だとわかってから、しぜんと写真を撮るようになっていて。 生まれてはじめてマカロンを食べた日。ちょっとお話しに来た日。 今年も、祖母とのいろんな時間を切り取っていました。 友人たちを驚かせてしまった今年の年賀状は、2017年末の写真になるけれど、とても「生きてる」感じがして好きです。 ▼祖母と認知症については、こちらのnoteにまとめています。 来年も、いっぱい写真撮ろうね。

わたしの仕事。

はじめまして。わたしは京都の「亀岡」というまちで生まれ育ち、現在は「京都」を中心に地域と関わるお仕事をしています。1993年1月生まれです。 because of my sloping shoulders|商店街のあれこれと京都移住のお手伝いとライティングのお仕事をしています。すこし亀岡率が高めのかめじんです。|アイスランドとバスケとさば寿司が好きです。 親から受け継がれた、生粋のなで肩です。なで肩のせいでいろいろ肩にのせることができず、肩書きもいまはちょっとわかりま

つづく、つづける。

気がついたら続いてきたものを大事にしながら、何も考えずに続けていけたらいいな。それはもしかしたら「呼吸」に近いことかもしれない。 わたしの場合は「写真」と「文章」、そして、その背景にあるもの。 それで生計を立てていくイメージはあんまりないのだけれど、それはきっとこれからもベースにあるもの。考えてみたらどちらも、上手にものを伝えられないわたしなりの表現方法だったんだと思う。 小さい頃に、人の目を気にして本音を言えないもどかしさを書き連ねた「日記」や、21歳ではじめてのイギ