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2019年11月の記事一覧

寝る前のメモ。

11月に散らかりまくっていた仕事がすこし落ち着いて(落ち着いた気がするだけかもしれないけど)、ホッとしている。 通年で確定している部分は変わらないのだけれど、追加ではじまったプロジェクトについて、年度末にかけての流れがおおかた決まってきたので、あとはもう流れに沿って進めていくだけ。 厳密には、あとひとつ、ふたつと年内に進めておかないといけないことはあるのだけれど、アウトプットに集中できる状況ができてきたので、それに向けて備えていけたらいいのだと思う。これまで考えてきたこと

寝る前のメモ。

このまちの規模だから、諦めたくないんだと思う。 人口は決して多くはないけれど、89,000人が暮らしていて、JR京都駅から快速電車でおおよそ20分。自分たちの暮らしを大切にしながら、自分たちの「ものさし」をつくっていくような、そういう発展の仕方を目指したい。 それが「開発経済学」を学んできた私なりの答えなんだと思う。シビックプライドを育てる地域の産業と、適切な経済の規模感。やっていくのはツーリズム振興なのだけど、自分たちの指標をつくることを、この1年半の取り組みの横に添え

寝る前のメモ。

やっぱり、最後は「ひと」に帰着する。 大学時代に学んでいた貧困地域における開発経済学の分野と、いまの仕事は案外重なっているようにも思うし、そのとき感じた問いを現場で動きながら回収しているようにも思う。 蚊帳の外からどれだけ「これは、この地域にとっていいことだから絶対やるべきだ」と言っても、内側にいるものとしてはピンとくるものばかりではないし、どこか他人ごとのように感じることもあるわけだし、結局はその土地の「ひと」が望んでいることを、その土地の「ひと」ができるかたちに落とし

Kameoka Cycling Tour! vol.4

朝から霧が立ち込めるなか、『Kameoka Cycling Tour! vol.4』を実施しました。 ホームの奥に見えているスタジアムも、完成に近づいています。 霧が出る日は晴れると信じて・・(笑) 今日は、おくどさんで新米を炊こう!という企画で、道の駅「ガレリア」でごはんのお供を購入し、保津町にある農家民宿「Farmhouse NaNa」さんへ。 ウェルカムボードがうれしいです。 到着する頃には気持ちのいいお天気に。 早速おくどさんに火をくべていきます。といって

寝る前のメモ。

より自然に、より深くへ潜っていくような、そんな瞬間を待っている。 この表現が正しいかどうかはわからないのだけれど、いまはたぶん、忍耐強くやっていかねばならぬときだと思っていて。 とは言っても、「耐える」と「我慢する」は違うところもあるから、履き違えないように気をつけないとだけどね。適切な筋肉をつけていくために、必要なトレーニングを積んでいく。遠回りは好きだけど、出来る限りシンプルに。 これからやろうとしていることについて、それだけをがっつりと考える時間をつくりたいのだけ

寝る前のメモ。

信じていることや考えていることを確信に変えるには、経験をつむしかないと思っていて。 数値で示すことももちろん大切なのだけど、人のこころを動かしたいと思うなら、ことばの背景まで伝えられるかどうか。その背景にどんな経験があるのか、その経験によって生まれるセンスをまわりの人も一緒に信じてくれるのか。 じぶんの弱みが浮き彫りになってくるここ最近で、可能な限りどれも克服したいと思っている。そういう時間をきちんと確保する習慣を身につけないとね。 得意なことはだれかが拾ってくれるわけ

寝る前のメモ。

シビックプライドを育てるだけではなくて、それらとビジネスをヘルシーなかたちで結んでいけたら。 そのきっかけを、今回のツーリズムでつくっていきたくて。土地のアイデンティティというか、シビックプライドというか、そういうものを掘り下げてきた4年間だと思うので、そこにあるコミュニティに訪問してもらいたいし、いろんな視点を持った方と一緒に理解を深めたい。 大学で貧困地域の経済開発の分野を学んでいたときに、なんとなく足りないと思っていたピースを埋めていくような感覚を覚えるいまの時間は

寝る前のメモ。

かたちが定まっていないものに、人を巻き込むということは勇気がいることなのだけれど。いまはそれを乗り越えていく強さが必要だと思っていて。 これからのことを語るときは、なるべく等身大で話すようにしているのだけれど、きょうは覚悟を決めて少し先のことをしっかり話してきました。これからいい仲間に出会えるといいな、という願いを込めて。 ・・・ 個人的には、再来週はシンポジウムで話すことになっているので、そのときのウォーミングアップにもなったんじゃないかと思います。なるべく時系列を揃

寝る前のメモ。

なんて嬉しい日なのだろう・・! と思えるのは、やっぱり地元の子たちに出会えたから。かわいくて連れて帰りたくなったけれど、「誘拐になるからやめて(笑)」と止められました。 おなじ小学校出身の、中学生と高校生とわたし。そろそろ倍以上の年齢になりつつあるけれど、小学生に戻りたい〜と話す中学生の彼女に「大人も楽しいぞ」って伝えておきました。 嬉しかったと同時に、わたしももっと頑張らないとな、と思ったことがあって。 亀岡が好きだと話す高校生の彼女に「将来地元で働きたい?」と聞いて

寝る前のメモ。

誰かに贈りたくなる「時間」って、一体どんなものだろう。 そう思ってまずは、私がこれから大切にしていきたい時間を、自分自身に贈ってみている。そんな風に書くと、“ものがほしい” と思う気持ちをずいぶんと正当化しているようだけど。 11月は、HOTOKIさんの『TUKU』シリーズから、クリスマスとお正月飾りを。毎年なんだかあっという間にすぎてしまうので、こういうのがあったらいいなぁと思っていたわたしにピッタリの商品でした。ふとした時のやさしくなれる時間を、HOTOKIさんのプロ

きょうのメモ。

そこそこ高ぶってしまった気持ちを、いったん平熱に戻してみる。 こういう時に数字は嘘をつかないな、と思うのは、2020年を迎えてすぐに27歳になるという現実が待っているから。もし、私がいま20歳だったらきっと、あぁ、がんばってるんだね、で済むのだけれど、そこからもう7年が経とうとしている。 そこそこいい年を迎えるにあたって、仕事のノウハウはどのくらい蓄積されているものなのだろうか。その場しのぎでやってしまっていないだろうか。どれだけのことができるようになったのか、正直なとこ

寝る前のメモ。

じぶんの見解がいつも最適かどうかはわからないけれど、思考や行動に矛盾点をつくらなければ(側から見ると矛盾だらけかもしれないけれど)、統計上もっとも信頼できるデータを脳内に蓄積できると思う。 それがとっさの「感覚」的なものとして、ものごとを判断する軸になるわけだから、自身の「感覚」を信じるということは、それまで積み重ねてきたプロセスを肯定するということ。 その「感覚」が、独りよがりにならなければ、きっとそれはビジネスにもつながるだろうし、自分自身がよりよく生きることにもつな

きょうのメモ。

カメムシを恐れずに窓を全開にして掃除をする。この文章を書いている今も、部屋のどこかに奴が潜んでいる(臭いがする)のだけれど、後悔はない。 本棚の整理をはじめると、小学校6年生(だったか)の誕生日に、祖母がくれた千と千尋の絵コンテ集を見つけた。ずっとそこにあったはずなのに、今日はなんだか吸い寄せられるような感覚があった。 今となってはもう、祖母がなぜこれを私にくれたのか知る方法もないけれど、絵コンテを見て心が震えた経験は、きっといつかに活かせる気がするんだな。ストップモーシ