寝る前のメモ。
やっぱり、最後は「ひと」に帰着する。
大学時代に学んでいた貧困地域における開発経済学の分野と、いまの仕事は案外重なっているようにも思うし、そのとき感じた問いを現場で動きながら回収しているようにも思う。
蚊帳の外からどれだけ「これは、この地域にとっていいことだから絶対やるべきだ」と言っても、内側にいるものとしてはピンとくるものばかりではないし、どこか他人ごとのように感じることもあるわけだし、結局はその土地の「ひと」が望んでいることを、その土地の「ひと」ができるかたちに落とし込まなければ、課題と呼ばれるものは解決しないし、地域の産業も生まれない。
半分はアドバイザー的立ち位置でありながら、半分は当事者であるという状態なので、あと1年半走りきってみたら、もう少し見えてくるものもあるかもしれないな。
学生当時は、いたちごっこのような議論しかできず、優先順位なんてわからなかったけれど、一緒にできる「ひと」をあつめ、必要があれば「ひと」を育てることが、すべての土台になるのだと思う。
そのために必要なことは? ということを常に考えながら、目の前のこととしっかり向き合っていきたい。
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