私たち夫婦の間には、現在生後3ヶ月半の娘がいるが、生まれたばかりの頃はほとんど毎日ますがギャン泣きするのが夫は耐えられなかった。 今はだいぶ慣れてきてあやすのも上手くなりなんとかなっているが、私がお風呂にはいっていたり、ご飯を作っている時に夫に預けていてもどうしてもママじゃないと嫌！って時があって、永遠と泣いてる。それが5分以上続くと夫のエネルギーはゼロ以下になってしまう。 HSPだからなんだと思うが、それでもよくやっていると思う。私なんか泣き声でさえも愛おしく感じるけど、
夫は仕事から帰ってくるとたまに愚痴を言う。 でも今の職場のチームの人とは仲良くできているみたいで、私としてもありがたい。 夫の職場は工場なので、他の部署と連絡を取るために携帯を持たされるみたい。でも夫は電話の一言目が詰まって出なく、2、3秒であればまあ待てるかもしれないが、長いと30秒以上言葉が出てこない。 私も家でたまたま職場の人から電話がかかってきて夫が出たのをみたことがあるが、電話口で「おーい」とか名前を呼ばれたりしていた。 本人は話したくても言葉が出てこないのだか
世間はお花見に夢中な今日。晴れてて穏やかないい日だった。 基本的に夫は混んでいるところが苦手なので、予想がつくところにはいかない。混んでいるといっても、人が押し寄せてくる感じや、色んな話し声、動作が多すぎて情報過多になって、そんな時はいつも思考が停止している。 今日も私たちも花見がしたく、近所の桜並木へ行った。マクドナルドを買って桜の下で車の中で食べた。うちはこれでいいのだ。桜の名所は行ってみたいけど、まあいいかと思った。 来月からは庭の花やバラが始まるので、それは是非見
丸一年付き合い、2年目からは同棲がスタート。なぜ同棲を始めたかって？デートの時の夫の遅刻とファッションのダサさがとても嫌だったから。 いつか一緒に住みたいねと話はしていたが、決めては夫の方から言ってくれた。 そもそも、同棲するということは結婚を前提に付き合うということ。なんで、社会不適合者の今の夫と結婚したいかと思ったかというと、 私は高卒で入社した会社でセクハラとパワハラを受けていた。そして、ある日上司と出張からのご飯の後、悩み相談やたわいもない話で深夜一時ごろになっ
何で吃音症の夫と私が結婚できたか馴れ初めを書こうと思う。 私と夫は小学校からの同級生で、大きな道路を挟んで向かいの地域に住んでいた。 小学校から中学までクラスもずっと一緒だったが、冴えないクラスメイトの夫とはあまり話したことがなかった。 でも音読や日直があるので、吃音ということは知っていた。夫は文章を読むのは詰まってしまうけど、音楽の授業などで歌を歌う時は上手に歌えていた。 そんな夫と高校は別になり、私も何人か彼氏ができた。 元彼がバンドをやっていて、そのライブに何回か行
夫は「お疲れ様です」や「おはよう御座います」が言えないこと（失敗すること）があるので、出勤時間を他の人とズラして出社時間ギリギリになるか、大きく余裕をもって出るかにしている。 それも、週替わりの三交代制なので私は子育てをしながら夫の生活リズムに合わせてご飯の準備や家事などをする。 それはそれで、同棲を始めた頃からお互い1人の時間ができて良かったのだが。 他の人の出勤時間を予測して自分が家を出る時間を逆算するのは面倒なんじゃないかと思うが、本人は挨拶を失敗する方が嫌らしい。
今日は夫と共通の友人と娘とで伊勢丹へ行った。ちょうどポケモンセンターが出張に来ていて、ちびっこたちでごったがえしていた。 夫は感覚過敏もあるので、混んでいるところが苦手だ。付き合っている時はイオンモールなども建物に入って1時間もしないうちに具合が悪くなっていた。 でも私と行くうちにだんだん慣れてはきていると思う。 伊勢丹でも早く用を済ませて出ようと必死だった。混んでいるところに居るだけでエネルギーが持っていかれるそうだ。まぁ、これは誰もがそうだと思うけど、夫はそのメーターが
夫は吃音症なので、基本店員さんとの接触は避ける。今日はお寿司屋さんにテイクアウトの予約をしていて、私が娘をみていたので夫に取りに行ってもらうしかなかった。 きっとまた名前が言えなくてガーンってなって帰ってくるんだろうなと思っていた。 帰ってきて、ちゃんと受け取れたか聞いたらスマホのメモ機能で名前と電話番号と注文内容を書いてそれを見せたらしい。 彼なりのライフハックなんだそうだ。確かにその方が確実だし変な空気にならずに済むのかもしれない。 そういえば、私が出産で入院していた
夫は一般的な挨拶（おはようございますやお疲れ様です）も詰まることがあるので出勤の際に他の人と会わないように早めに行くかギリギリに行くかにしているようだ。 普通に会話しているときは、違和感なく話しているのにいきなり挨拶を無視されたと、相手に思われてしまうのが嫌なんだそうだ。 そう、前回の「なんか」や「何だっけ」を駆使すれば、普通に会話はできるのだ。 でも「お疲れ様」が言えないのはさぞかし辛いだろう。挨拶が返ってこなかったら、確かに相手の人はえ？？ってなるだろうし。 ほんとに
夫は詰まっているとき、その言葉を言いやすくする為と間をつなぐために、「なんか」「えーと」「なんだっけ」をよく使う。これは本当に思い出しているときもあれば、最初の文字がでてこなくて使うこともある。 これのおかげで、というか、これのせいでというか、初対面の人や少し話すだけの人からはほとんど吃音症だと気づかれず、話のゆっくりな人なんだという印象を与える。 でもやはり自分の名前を言う時に「何だっけ」と言うのはおかしな話で、かといって、そこで黙るのも変なのだ。そうするとものすごく変な
私の夫は話し始めるとそのことに全集中するので、しゃべりながら何かをするということができない。 だから、今日も夜ご飯の時に小学校の同級生についての話で夫のターンでご飯の手が止まる。 ついでにテレビもついてるから気づかぬうちに情報過多になってさらに詰まってる。 私は何でもついで、ながら、がお得意なのだが、夫にそれをしろというのも難しいのだ。 でも発言は私が気にも留めないようなことが多くてこんな考えもあるのかといつも感心する。 ゆっくりの会話も私にとってはきっと案外いいのかもしれ
小学校からの幼なじみで夫婦になった私たちはちょっと変わっている。 夫は気にしいで超マイペース、私は大雑把で超せっかちな性格。 夫婦とはいえ他人なのではたから見て へぇー とか ふーん とか なんでだろ？ って思うことを綴っていけたらなと思う。 吃音症は大きく分けて３つの種類があるが、夫は最初の文字が出てこなくなるタイプの人だ。 よく困るのは自己紹介の時に、自分の名前や会社の名前など、絶対に悩みようのないものの時。 やっぱりそこで詰まっちゃうと相手は？？ってなるんだよね。 ま
