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草木花のある生活

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今日はお花でも買いたい気分。でも何を買おう?今の時期はどんな花がいいのかな。 そんな方のために、四季のお花の種類や性質、特徴などの知識が入るような話をエッセイ形式で書いています。
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#花のある暮らし

花とハムスターと癒しのある暮らし

花とハムスターと癒しのある暮らし

去年の9月から、ハムスターを飼い始めました。

私もオットも、自分からペットを飼ったことがないタイプ。

私は犬猫大好きだけど、もし飼っても、10年以上お世話できるだろうか?

もし子供が犬猫アレルギーがあったら?

と考えて、飼いたいという気持ちはあれど、実際に飼うことはしていませんでした。

でも、ある日

「コロナ禍で在宅時間も長いし、娘も9歳で生き物のお世話ができる年齢になったし、もしかし

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りんどうを飾る

りんどうを飾る

りんどう。
鮮やかなブルーに、ゆりのような流線型の美しい花。
お値段もお手頃。

すきだけど
すきだけど

長細くて、花も枝みたいについていて、どうにも飾りにくいんだよねー!

というのが私のりんどうのイメージでした。

私は花は気軽に楽しみたいタイプだから、
あんまり大袈裟な感じは好きじゃない。
(もちろん、花の種類にもよるけど)

ちょっとそのへんで摘んできました、みたいな雰囲気が好き。

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アガパンサス

アガパンサス

初夏といえば、アガパンサス!
花言葉は、

「恋の訪れ」「ラブレター」「恋の季節」

恋に関する内容が多いですね😉

実は別の花を探していたんだけど、あまりにきれいな薄紫に見惚れてかってきちゃいました。

しっとりした質感に、ゆりのような長く優雅な形。葉も長細くて、全体的に長い線で構成された品のある花。

庭にあるユーカリやミモザ、オリーブの葉と合わせてブーケに。

みずみずしい季節の生花がある

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実は優秀な花、エリンジューム

実は優秀な花、エリンジューム

ギザギザでクールな形。

じつは飾っておけば、そのままドライになって長く楽しめる優秀なお花。

それがエリンジューム。

この花、みためは部屋に馴染むかな?と感じますが、実は色合いもくせがないから場所問わず飾れます。

1本で3-4つの花がついてるので、カットして短めの花瓶にかざれば1本で形になるお得なタイプ。

しかも、そのまま飾っておけば勝手にドライになってくれます。
ドライになっても形状はほ

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ほたるぶくろ

ほたるぶくろ

初夏の素朴な花、ほたるぶくろ。

ベル型でかわいくて、色合いもなんだか日本らしいかわいいカラー。

はなびらも繊細で、すこし透明感がある感じ。
わたしはこの、紫と白が一緒に咲くタイプがすき。

ひとつひとつの花の紫の分量がちがうから、ながめているだけで飽きない。

ちょうど初夏が始まる前くらいに出始めて、

「ああ、今年も夏が始まるのか。」

っていうきもちになる。

木々の緑がだんだんと濃くなり

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繊細なレースフラワー

繊細なレースフラワー

初夏の魅力的な花といえば、レースフラワー。
かすみ草はみなさん知っていると思いますが、レースフラワーは「知らなかった!」という方もいるかもしれませんね。

小さな白い小花をぎゅっと集めたような花で、ドーム型に咲くのが特徴。
「レース」という名前が付いているだけあって、とっても繊細な印象です。

私はこの花が大好きで、ドライフラワーの作品にも結構使うことが多いです。
独特のドーム型は無くなります

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雑誌掲載

雑誌掲載



本日6/21(木)発売の
1輪から愉しむ花のある暮らし
(宝島社 680円+税)

インスタの写真とコメントを2件掲載していただきました🌸(14p.18p)

おうち時間にお花を飾り始めた方、多いのでは。そんなお花初心者の方にぴったりの、1輪から飾れるお花生活についての本です。

すてきな本業フローリストさんたちが、お花の飾り方をお話ししてくれていて、読み応えがあります�

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初夏の青い花

初夏の青い花

いつの間にかすっかり暑い日も増えて、初夏っぽさを感じるように。

母の日が終わると、毎年楽しみなのが
「ジャイアントデルフィニウム」

こちらは普通のデルフィニウムと違って、タワー型に花がつく形で、花自体がしっかりしているから、ドライにしてもボリュームがあるんです。

農家さん支援プロジェクトで購入。

(現在は完売しているようです)

お部屋が鮮やかなブルーになって、すごく幸せな気分に!

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おうちの時間を愉しむこと

おうちの時間を愉しむこと

東京でも、オーバーシュートの可能性の示唆と、改めて不要な外出を控える要請が出ましたね。

1カ月くらい前から在宅勤務推奨や、学校が突然春休みになったりと、非日常の生活なかなり皆鬱憤が溜まっていたから

1ヵ月くらい経ってもういい加減外出したい!

という気の緩みが出ちゃったのかなと思います。

私も引きこもり生活で鬱々としていたから、よくわかるー😭

私の中で、今回のような社会的クライシスがある

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春のピンクとおもうこと

春のピンクとおもうこと

外はすっかり春めいてきましたね。

こんな時期に外出を控えるなんて辛すぎる・・!はやく落ち着いてほしいものです。

さてさて、そんな中、新作リースをデザインしていました。

こちら、先月買ったピンクの千日紅を使っています。

ドライフラワー を触っていると、単にピンクといっても色々な表情があるなあと感じます。

プリザーブドフラワーだと、女子〜な感じのピンクアレンジになりがちですが、ドライフラ

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お庭ブーケのススメ

お庭ブーケのススメ

まだ少し寒さが残る春の始め。

この時期に欠かせない庭の花というと、やっぱりパンジーやビオラ。

パンジーやビオラって自分が小学生の頃から身近な花で、学校にもよく植えられていて。

正直私のイメージは
「ダサい花」

だったのだけど

最近のパンジーは、色合いもすごくかわいくて、フリル付きだったり、きれいなグラデーション カラーだったりと、

「え、こんなにかわいいの!」

とびっくりします。

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パステルカラーの春

パステルカラーの春

ここ数日はすごく暖かい!
春を感じるとつい手が伸びる、パステルカラーのお花。

千日紅(センニチコウ)はカラーバリエーションも豊富で、すごく素朴な花。

かわいいピンクと白のグラデーションに一目惚れ。

ドライフラワーのリースを作り始めてから、実はこういう素朴な花材こそが、大切な役割を果たしてくれるという気づきがありました。

一見目立たない脇役がいてこそ全体のバランスが美しくなる。作品作りをして

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春の球根植物

春の球根植物

暦の上では、節分から春。
でも2月上旬なんて、まだまだ真冬真っ盛りですよね。

2020年は暖冬で、私もいつもの長袖ヒートテックだと暑すぎて全く着ていないくらいだったんだけど、さすがに2月になると風がつめたーい!

ということで、やはり冬は冬だなーなんて思いながらこたつで丸くなっています。

さてさて、そんな中でも暖かいお部屋にはかわいい春を迎えることができます。

それが、「球根」の植物。

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ミモザで迎える春

ミモザで迎える春

今年は暖冬でしたね。

12月までは冬!実物!針葉樹!
って感じなのに、1月になると急に春めきだつ、お花の世界。

その中でもミモザは特別な存在。

まだまだ寒い冬真っ盛りに目に飛び込んでくるミモザのイエローは、まさに「待ち望んでいる春」そのもののイメージ。

だから、冬のミモザは一足早く春を部屋に迎えたような気持ちになり、とても嬉しく感じるんですよね。

2020年は、昨年の台風の被害で国産のミ

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