見出し画像

無邪気では……|詩

「無邪気では……」

高鬼あそびの無邪気が
ふわり空へと舞いあがったとき
触れては駄目だ、風が鳴いて
僕はゆっくりとをとじる

ときに想いは君を傷つけ
言葉はときに邪魔をするから
いつまでも、
子供のままでは居られないから

塀のうえには子猫がひとり
寂しそうに笑っていた

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?