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いよいよ海へ〜Castiglione della Pescaia〜①

今回のイタリア滞在は「海の家に連れて行きたい」「夏にぜひ来て」という熱烈ラブコールもあり、本来「日焼けしたくない、水着になりたくない、暑いの嫌い」な私なら「夏のイタリア」は避けたいところを、「そんなにいうなら」とやってきた

1ヶ月の滞在中、3度の週末に海へ行く予定でいた
しかし、「気がつけば思った通りの展開」で詳細を投稿したが、なんだかんだで最初の2回はお流れに

最後の週末にようやく行くことに


☆Novellaとワンコとドライブ


木曜の午後、仕事を早く終えて帰宅したNovellaと荷造りをして大型犬2匹と車移動(Paoloは現地付近で仕事があったので朝から一人先に向かっていた)

自宅から海のあるグロッセート近くの家までは車で2時間くらいかかったかな
お目当ての高速入口が工事で使えなかったり、途中、写真を撮るのに停まってくれたりもしたので余計に時間がかかったかも

驚いたのが車中のワンコ達はとても静かで、普段食べ物を求めて賑やかなラブラドールのDylanはずっと寝ていたし、「遊んで遊んで」のボクサーのQuelidaも時折り顔を覗かせるだけで静かだった

人間っぽい(笑

☆ローマに似ているグロッセート


グロッセートのあたりはなんとなくローマに似ている
私が初めてイタリアに来たとき、アフロヘアの松の木がとても印象的だったのだが、グロッセートにもたくさんアフロの松の木が生えていた

途中でひまわり畑を何度か見かけた

「(写真を撮るのに)車を停められそうな場所があったら停まるね」とNoellaが言ってくれたが交通量が多くて泊まれず仕舞いだった

後日、Massimoにひまわり畑を見につれて行ってもらったのは、この時の心残りがあったことも理由の一つだ

◆肥沃な土地

この辺りは肥沃な土地なので植物がよく育つらしく、オリーブ林やひまわり畑(食用油を採る)、種の収穫を待つ枯れた菜の花畑、植木の苗などの畑、牧草地が続いていた

◆Castello di Castiglione della Pescaia(カステッロ・ディ・カスティリオーネ・デッラ・ペスカイア/ペスカイアのカスティリオーネ城)

せっかくなのでCastiglione della Pescaia(カスティリオーネ・デッラ・ペスカイア)のパノラマを見ようとつれて行ってくれた高台からは綺麗な海岸線を望めた

カスティリオーネのビーチはトスカーナで最も美しいと言われるうちの1つで、きめ細かい砂と透き通って海が特徴、写真からもわかるようにビーチは数キロメートル続く

そして「カスティリオーネ・デッラ・ペスカイア城」はカスティリオーネ・デッラ・ペスカイアのシンボル的存在だ

現在は私有となっており、内部を見ることはできないのだとか

Novellaと記念写真

◆重要な湿地地域

赤い建物の背後一帯は「ディアッチャ・ボトローナ自然保護区」になっており、1000ヘクタール以上広がる保護区は、イタリアで最も重要な湿地帯とされている

その自然保護区の左側には19世紀にひあがるまであった古代のプリレ湖の遺跡が見えるそう

◆VIGNAMURATA(ヴィーニャムラータ)

Paoloに伝えていた到着時間はとうに過ぎていたが、途中で「きっと気にいるわよ」と立ち寄ってくれたのがここ

太陽の光の加減がちょうどよく、かっこいい

光と影が美しい・・・ただの門と言えばそれまでだが

でここは何かというと、「VIGNAMURATA(ヴィーニャムラータ)」というアグリツーリズモ施設だ 見た感じお高そう・・・・

門を入っていと杉並木をず〜〜っと行くと建物がある(突き当たりに小さく見えている)

☆到着!


カスティリオーネ・デッラ・ペスカイア城を見たところから、車で数分でPaoloの海の家に到着

この時はPaoloの友人夫妻と息子さんカップルの4人も来るというので、私たちがついた時、Paoloは家の整頓に精を出していた

◆自分たちでリノベーションした離れ

庭の一角に小さな小屋があり宿泊できるようになっている

リノベーションは自分たちでしたそうだが、ホテルの一室のよう

今回は友人家族の息子さんカップルが利用した
リノベーション前はなかったバスルーム

センスいい〜

◆本宅も素敵

平屋だが十分広い本宅

インテリア雑誌に出てきそう〜

飾られているオブジェも海〜

リビングから出るとテラスにソファセットがあり庭を眺めながらゆっくりできる

◆思いがけないプレゼントが

本宅には寝室が2つでそれぞれにバスルームがある
今回は総勢7人で離れに2人、寝室二つは友達夫妻が1部屋、Novellaと私が1部屋でPaoloはリビングのソファベッドで寝ることに

私たちの部屋は壁に収納ベッドがあってさらに2人泊まれるようになっていた

ベッドの上にメモ書きがされた袋があり、なんとPaoloのお母さんのRosannaから私にドレスのプレゼント!本当は二週前の週末に一緒にここで過ごす予定だったのがNovellaと私は来なくなったので置いて行ってくれたのだ

取り出したら素敵な腕の部分がシースルーのドレスだった

腹部にギャザーがあり、伸縮素材でできているのでサイズも問題なく着ることができた

結局、今回は会うことが叶わなかったがRosannaとRobertoが元気なうちにまた会いに行きたいと思う

寝室のベッドメイキングをし終えて夕飯の準備へ

→→次回へ続く

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