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6月のイタリアは初体験

滞在先はトスカーナの丘陵地、テラスからはオリーブ林と丘が望める
天候・時間によっていろんな表情を見せてくれるのでテラスからの眺めが好きだ


☆まだ2日目、時差ぼけからのプール


到着翌日、時差ボケで短時間の睡眠で早朝散策して軽くビスケットとコーヒーで朝食を済ませた

家事代行のMariに「ちょっと上にいるね」と声をかけてnoteを更新しようとiPadを持ち出し、窓辺でしばし作業していたが更新を終えたら睡魔に襲われ大の字になっていたところを遅起きのNovellaに撮られていた(笑

Novellaも起きてきたことだし、階下へ降りていったけど暑いしプールに足をつけて涼んでいたら

Novellaが水着でやってきた(詳しいことはわからないのだが、ちょっと息苦しい症状が出てしまい、体をクールダウンした方がいいからと)

症状は治りつつあるようだったが、初めての姿に心配になる
背中を摩って声をかけるしかできなかったが、徐々に持ち直してきて「あなたもプールに入りなさいよ」と言うので「ここはイタリア、Novellaしかいないし」と勇気を出して何十年ぶりの水着、しかも「ビキニ」(笑

とてもじゃないけど、自ら上がった姿は見せられたもんじゃない

アフリカから飛散してきた砂漠の砂がプールの底にたまっているのを掃除するNovellaに付き合ってしばらくプールにいたら、気温は高いのに身体は冷えてきたので30分ほどで上がった

☆遅いランチ


時間は14時過ぎ、流石にお腹が空いてきた
Novellaもクールダウンして楽になったようで安心したところで、昼食を用意してくれた(何か手伝うよ、と言っても「ない」と言われるので調理はお任せ)

たっぷりの野菜サラダとハム&チーズ
ハム&チーズがとにかく美味しい、パンに乗せてそれだけで満足

あ、、、前回を反省してパッケージを撮っておいてなんだったのかわかるようにしようと思いつつ、「花より団子」美味しいものを目の前にしたらすっかり忘れてしまった

そうそう、一つだけ覚えているのに写真がないのだが「TOMINO(トミノ)」という焼いて食べるチーズが美味しかった〜〜〜 カチョカバロより味はあっさりで食感もっちり野菜サラダと一緒に食べても美味しかった

家事代行に来ていたMariも交えて3人でランチ、彼女たちが何を話しているかは4割くらいしかわからん(笑 当然、会話に参加することもできない私
それでも居心地悪いとか思わないのは、彼女たちが自然体で私に接してくれるからだろう

ランチにちょっとワインを飲んだら、プールで泳いだこともあって眠くなった
Novellaも体調が戻ったとはいえ、休んだ方がいいので2人して昼寝に

Mariは仕事を終えたら私たちを起こすことなく帰っていったようだ

☆突然の訪問者と昼寝のおかわり


昼寝途中、門のインターホンが鳴った
1度、2度と鳴っても出る気配のない Novella、私が出てもどうしようもないけどと思いつつ3度目が鳴ったところでNovellaが応答

「誰?住所間違えてるんじゃない?」
「うちじゃないわ、住所間違ってる」って感じの話をしていて、私は自室へ戻ったものの階下からNovellaと男性が話す声がする イタリア人の会話って「喧嘩してるの?」と感じるような語調になる時があって

え?さっきの人?なんか言い争ってる?
行った方がいい?

とドキドキしていたところ「起きてる?」とNovellaが声かけてきたので「起きてるよ」と降りていったら

Massimoだった(笑

Massimoについてはこちらで紹介

門のインターホンで話していたのもMassimo
Novellaに冗談で「水道屋です」と言ったようで「頼んでないわ、住所間違えてるんじゃない?」というやり取りをしていたんだとか(笑

なんでも近くまで仕事できたので、私に挨拶しようと同僚と2人で立ち寄ってくれたのだと

だけど私が昼寝していると知って「起こさなくていいよ」というMassimoと「声かけてみるよ」というNovellaの会話が言い争っているように聞こえてしまったのだった(笑

挨拶したら本当にすぐ帰って行った(翌日の夜に会えるようなので)

「もうちょっと寝る」とNovella、私もまだしんどいので昼寝のおかわりをすることに

☆目覚めたら・・・・


目覚めたら何やら階下でNovellaと男性の声
窓の外を見るとまだ明るいし、Paoloは仕事から帰ってないよねなどと呑気にゴロゴロ ふと時計に目をやると20:20!!!

え?外まだ明るいよ?

そうでした、シャルル・ド・ゴール空港でも20:00すぎても明るかった
慌てて降りていくと男性の話し声の主はPaoloで仕事から帰ってきていた

まだ到着して2日目、「時差ボケ」という免罪符が通用するので遅くまで昼寝していたことを平謝り(別に彼らは気にしていないが)

21:00近くになってようやく日没

私はサマータイムのイタリアは実は初めて、日没がこんなに遅いとは知らなかった

☆自然のスクリーンを鑑賞しながら夕食


調理はNovella担当だからテーブルセティングをする
夜になって涼しくなって風も心地よいので今夜も「テラスで夕飯」となった

隣人のEugenioとGinevraカップルも自前の夕食を持参して一緒に夕食
(同じ家屋の一角が賃貸になっているので隣人といっても一緒に住んでる見たいな感じ)

メニューは「ファジョッリ(日本でいうならちょっと細いインゲン)」のボイルと「バッカラ(鱈の塩漬け)のトマト煮込み)」にライス

バッカラの塩気とトマトソースが絶妙でライスに混ぜたらいくらでも食べられる

ファジョッリもオリーブオイルと塩をかけただけなのに風味豊かで美味しい

シンプルなのに豊かな夕食、Paoloが「見て」と指差すので目をやると空には(ほぼ)満月が

(ほぼ)満月といのも満月は翌日6月22日だから

雲に見え隠れしながら昇る満月を鑑賞しながら夜は更けていった

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