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ひとさま

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あまりにも参った作品を、いただくことにしました こんな気持ちに私がなるなんて noteおそるべし バラエティーに富んだマガジンになってること請け合いです(^_^)エヘヘヘヘ … もっと読む
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#詩

傷ひとつ

舞い散る紅葉がぱらぱらと 私の体を切り刻もうとする 鋭い乱切りも 所詮 私に傷ひとつ負わせら…

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現実

痛みは問うために在り 痛みは冷徹な眼を創り 問いだけが現実を打ち破る 都合など関わり無く …

洋介
1年前
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不思議

魚焼いては肉焼いて 野菜などは切り刻む 料理と言いつつひどいこと いつもやっているけれど…

【詩】青の童話

遠い昔、空と海が結婚した 二人が共に過ごした短い時間に 青という色が生み出され 青のバリエ…

守屋聡史
2年前
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詩)美しい世界

綺麗な花を見て ただ美しいと思うのか 健気に咲いているのだと憐れむのか 生命の強さに励まさ…

kesun4
2年前
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[詩] 外国語でうそをつくのはやさしい

外国語でうそをつくのはやさしい 良心の呵責も それほど感じず 思わぬことが口にできる 外…

【短歌】朝空が明らむときを眺めては希望はあると心に誓う

おはようございます。ちょっと大げさな短歌になってしまいました。大体6時過ぎに散歩に行きます。その頃はまだ暗くて寂しい感じですが、日が昇ってくると、明るい気持ちになります。この瞬間が好きです。

ゼロに近いこころで書いてみた。

夢ってあるかな。 夢を書こうみたいなこと、 「わたしの夢」みたいな作文は 大の苦手だった…

Please:詩作

12022021001 徒然なるままに。 くれよ 音楽をくれよ 刺さる音楽をくれよ 胸に刺さる音楽をく…

[詩] おとうさん

おとうさんがきらいだった おとこだったらよかったなと いつもわたしにつぶやいた あにとわた…

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エッセイ/ナイト様

僕は湿気が苦手。 だから梅雨時期は堂本剛並みに正直しんどい 高い湿度の空間内では身体がムズ…

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詩)1964年のTOKYOオリンピック・円谷幸吉

「私は高校生だったが、『東洋の魔女』の回転レシーブ、マラソンのアベベ選手、敗者に敬意を払…

詩)何を書いたのか

開けてみても書く事が出来ない いつもの道を歩いてみても  いつもの景色が広がるばかり 田ん…

kesun4
3年前
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詩)人になる

ヘドロとなって這いずり回る 時には空気の中に隠れ 時には海の上に浮かび ある日は電車の中で ある日は工場の隅で ギョロリとした目で辺りを見回し 匂いを嗅ぎ取って聞き耳をたてる 私は人でありたい 人の形が分からず 人の温度を知らず 人の匂いや声もわからない それでも人でありたい 人でありたいと願っては 貪欲に草を喰み 額を擦り付け泥水を啜る 人を知らねば人にはなれず 来る日も、来る日も人を探す 人にならねば 人にならねばと 流体の異形は 整った形をした入れ物に入り 溢れ出さ