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舞い散る紅葉がぱらぱらと 私の体を切り刻もうとする 鋭い乱切りも 所詮 私に傷ひとつ負わせら…
痛みは問うために在り 痛みは冷徹な眼を創り 問いだけが現実を打ち破る 都合など関わり無く …
魚焼いては肉焼いて 野菜などは切り刻む 料理と言いつつひどいこと いつもやっているけれど…
遠い昔、空と海が結婚した 二人が共に過ごした短い時間に 青という色が生み出され 青のバリエ…
綺麗な花を見て ただ美しいと思うのか 健気に咲いているのだと憐れむのか 生命の強さに励まさ…
外国語でうそをつくのはやさしい 良心の呵責も それほど感じず 思わぬことが口にできる 外…
おはようございます。ちょっと大げさな短歌になってしまいました。大体6時過ぎに散歩に行きます。その頃はまだ暗くて寂しい感じですが、日が昇ってくると、明るい気持ちになります。この瞬間が好きです。
夢ってあるかな。 夢を書こうみたいなこと、 「わたしの夢」みたいな作文は 大の苦手だった…
12022021001 徒然なるままに。 くれよ 音楽をくれよ 刺さる音楽をくれよ 胸に刺さる音楽をく…
おとうさんがきらいだった おとこだったらよかったなと いつもわたしにつぶやいた あにとわた…
僕は湿気が苦手。 だから梅雨時期は堂本剛並みに正直しんどい 高い湿度の空間内では身体がムズ…
「私は高校生だったが、『東洋の魔女』の回転レシーブ、マラソンのアベベ選手、敗者に敬意を払…
開けてみても書く事が出来ない いつもの道を歩いてみても いつもの景色が広がるばかり 田ん…
ヘドロとなって這いずり回る 時には空気の中に隠れ 時には海の上に浮かび ある日は電車の中で ある日は工場の隅で ギョロリとした目で辺りを見回し 匂いを嗅ぎ取って聞き耳をたてる 私は人でありたい 人の形が分からず 人の温度を知らず 人の匂いや声もわからない それでも人でありたい 人でありたいと願っては 貪欲に草を喰み 額を擦り付け泥水を啜る 人を知らねば人にはなれず 来る日も、来る日も人を探す 人にならねば 人にならねばと 流体の異形は 整った形をした入れ物に入り 溢れ出さ