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気になるところへひたすら行く東京③:東京交通会館

原宿駅からまたまたまた山手線に乗り、KITTEを目指して東京駅方面へ…と言いたいところですが、せっかく東京にいるのでこのまま向かっても面白くないと思った私は、ひとつ手前の有楽町駅で降りてみることにしました。

なぜ有楽町駅で降りたのかというと、つい最近読んだ本で東京交通会館が紹介されていて、建物全体のレトロな雰囲気とか、全国各地のアンテナショップなどが集まる魅力的なテナントに大変関心を持ったからです。

そんなわけで東京編3回目は、東京交通会館に寄り道するの巻です。

前回はこちら


東京交通会館を散策

有楽町駅から降りてすぐの交通会館にやってきました!建物も周りの近代的なビルと比べるとちょっぴり昔っぽくていい感じです。

まずは各地のアンテナショップを物色し、もっと遠くへ旅する気分を味わってみます。定番の北海道や沖縄は売っている食べ物がどれもおいしそうだったし、いろんな店舗が集まっているからこそ楽しめる東北や北陸、和歌山のアンテナショップも珍しい商品が多くて見ているだけでも新鮮な気分に浸れました。

館内には喫茶店や居酒屋といった飲食店も何軒かあり、ちょっぴり渋めなラインナップがこれまた施設にいい雰囲気を出していました。まるで有楽町周辺で日々を過ごす人々にとってのオアシスのようです。

その中でも地下1階にある「喫茶ローヤル」は何冊かの喫茶店系の本で紹介されていて気になっていたので、行ってみることにしました。

喫茶ローヤルでひとやすみ

喫茶ローヤルは50年以上も続く老舗喫茶店(難波里奈著『純喫茶コレクション』よりの情報)で、歴史を感じる店内のシャンデリアや赤い椅子がいい味出しています。まるでドラマの世界から飛び出してきたかのような良き雰囲気の店内でした。

歩き疲れた体に染み渡るちょうど良い座り心地の赤椅子に座り、早速メニューを物色。本で紹介されていたパフェも捨てがたいですが、その時は軽めのものが食べたかった気分だったのでプリンと紅茶のセットを注文しました。

プリンはねっとりとした食感で、程よい甘さがまさにレトロな味わい。そのままはもちろん、トッピングのいちごやクリームと一緒に食べるも良し、温かい紅茶と一緒に味わうも良しの魅惑の旨さでした。

プリンもとろける食感などいろんなタイプがありますが、ねっとり系のプリンはレトロ系の喫茶店ならではの味だと思います。もっといろんな喫茶店のプリンを食べ比べてみたいです。

有名な観光地に行くのも旅の醍醐味ですが、ちょっと疲れた時に気軽に寄れる素敵なお店を探すこともひとり旅で大切にしたいと思ったひと時でした。

行って損なしのレトロ喫茶でした

今回はここまでとなります。旅先の商業施設をじっくり見るという体験はこれまでのひとり旅ではあまりしたことがなかったのですが、その土地の空気を深く味わえる魅力や思わぬ出会いがあってなかなかに楽しかったので、東京に限らず今後もやっていきたいと思いました。

東京編は次回で最後になります。最終回はインターメディアテクとKITTEに行った話です。あともう少しお付き合いください。

(第4回に続く)

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