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ヨルダン空港→とある地点までの実話ドラマ

Bonjour.
こんにちは。あみーごです。

JICA海外協力隊としてセネガルで活動していた頃からしばらく経ちました。

今回は、ヨルダン初日に起きた車内ドラマについて記事化します。ヨルダン初日のミッションの2つ目「空港からなんらかの手段で友達が指定した絶妙な場所まで自力で行く」についてです。前回記事はこちら。

空港からまずはどこを目指すの?

月曜日(平日)の昼にヨルダンに到着したので、ヨルダンでJICA海外協力隊として活動している私の友人は活動先で仕事中だったんですね。友達は難民キャンプで活動しているんですが、とりあえずここまで来て!と、やや難易度高めの以下を指定されておりました。(何が問題かというと、アラビア語が解読不能wってこと)

持ち合わせ場所はこちら(当初は難民キャンプの付近の地点でしたが…とりあえずこの辺に)

空港から指定場所までの移動手段は?

初めはタクシーで行こうかな〜なんて思ってたんですが、なんとバスでも行けるってことが分かり、しかもバスだと3.3JD(約660円)で行けちゃうんですって笑(タクシーは値段不明だがお高い!)ってことで、バスで向かうことにしたんですね。

空港⇄アンマン間を繋ぐバス

でも、友達曰くこのバスは、首都のアンアンまで直通でいってしまうから、指定した場所で降りるためには、途中下車の交渉してね、と。

チケットカウンターでのあれこれ

バスチケットの購入カウンターで、(英語通じているか謎でしたが)途中下車大丈夫よ〜、と言われたため、とりあえずチケット購入し、いつくるか分からぬバスを待ちぼうけしてました。(↑の写真のようなミニバスは、満席で発車したばかりでした)

バスチケット

バスは全然来ないので、のんびり待っていると友達から、活動終わったからUverタクシーで迎えに行くよ〜と、連絡が。「バスチケット払戻しできるか確認してみて〜」と。チケットカウンターの人になんとか英語(はあまり通じなかったのでww)アラビア語翻訳で理解してもらい、チケット代3.3JDのうち、3JD戻ってきて(笑)払戻し完了。優雅に友達待っていました。

すると友達から一報。
「すまぬ、かくかくしかじか…(後述)、やはりバスで指定場所まで来てほしい!」とw Uverタクシーは、市内から空港にはお客さん乗せて運べるみたいなんですが、空港からお客さんを乗せて市内に行くことはできないことが判明いたしまして、、、(空港の規制が厳しくなった?らしく、空港指定の割高タクシーしか空港からお客さん乗せられないらしいです)

バスチケットカウンター

というわけで、初回にチケット買って、さらに払戻したおじさんに3度目の正直。再びバスチケット購入しました。(本当は3.3JDですが、3しか戻ってこなかったから、そのまままた返金された3JDだけ渡したら買えましたw無事購入w)なんやねん、このアジア人、って顔されましたけどw 間違いなく、顔は覚えてもらいました。笑

いざ、降車できるのか、、!

で、問題はちゃんと途中下車したいところでストップしてくれるのか、ということ、、!

待ちに待ったバスがようやく到着した、と思ったら、なんかすっごい巨大な長距離バスみたいなサイズのバスでして、、(スーツケースとかの大型荷物は下に入れるタイプ。上の写真はミニバスみたいなタイプね)小さいバスだとバス途中で通過しそうになっても大声出せばいけそうだけど、大型だとなんか、そういうのさらにレベル上がるなw

欧米人などの観光客がどんどん乗り込んでいくので、これまた満席なったら終わるなwwでもドライバーにも交渉しないとやんwwとバタバタ。。

とりあえずチケット売り場のおっちゃんだけではなく、一番重要なドライバーにも交渉しなければwということで、ひとまず、ドライバーとそのボス?とかいうヨルダン人に、地図でこの地点で絶対に降ろして欲しい旨を、かなり念押ししまくり、、いったん乗車。。

なんと空いていた座席は、一番後ろの奥の端っこ(絶望w)。誰よりも早く下車するから、降りやすい場所確保したかったんですけどww(止まらんかったら首都のアンマンまで行っちゃうwオワルw)

とりあえず、着席。すると、なんと日本語で話しかけられ、1人旅の青年(日本人)に出会いました。今日サウジアラビアからヨルダン入りしたらしい&これからイスラエルとかも行くんですって、、等すごい話したかったんですけど、降りる地点のGoogleMapでスマホと睨めっこしすぎて、、青年よ、あまり顔見て話せず、まじすまん。w w(Mapみるのに必死で…)

友達からも今どこ?大丈夫?現在地教えて!みたいなチャットで、、バス通過しそうだったら、こっちでも止めるから!とか言ってくれてましたが、(えwどうやるん?)みたいなww

ちゃんと止まってくれることをひたすら祈ること、数十分。

したらですね、キキーーッ!

ヨルダン人ボス「ここだ、ついたぞ!アジア人!」
大勢の欧米人達「え、何が起きたん?」「バス故障?」
私(一番後ろの席から超目立ちながら)「降りま〜す」⇦全員の視線www みたいな。
またここで、なにこのアジア人、このなんもない道路のど真ん中で降りるん?みたいな顔されましたけど。間違いなく、顔は覚えられました。爆

兎にも角にも、無事に下車いたしました。(バスの下に入れてたスーツケースは、かなり奥にあって、出すの鬼大変でしたが、まぁなんとかw)

友達とも合流できました。(うまくドライバーと連携とってくれてありがとうヨルダン人ボス)

その、なんというか、日本だと直通ルートのバスの途中で下車って、絶対できないじゃないですか。決まりだから、みたいな。でも、こういう臨機応変にパパッと対応してくれるあたりいいですよね。色んな人に助けられたな〜ってなった初日でした。ヨルダンいい国ですな。アルハムドゥリラ〜

それでは、また。
À bientôt.

乗り継ぎのアブダビ空港でのエティハド航空乗り継ぎサービスに関しての記事はこちら。