見出し画像

全社キックオフで”理想の組織像”と”求める人材”を発表した話

こんにちは!ゴーリストグループで人事 / 広報を担当しているHRAのおかだです。

先日行った全社キックオフにてゴーリストにおける理想の組織の姿や求める人材像について発表したので、改めてnoteでも書いてみようと思います。

このnoteは弊社メンバーはもちろん、ゴーリストに興味のある人も、ゴーリストにどんな人が集まっていて、どんな社風なのか感じてもらえれば幸いです。

HRAの発足

HRAとは、”Human Resources Activation”の頭文字をとっており、ゴーリストグループメンバーの採⽤、育成、活躍を促進するチームとして2022年4月に発足しました。(実は比較的最近に発足したばかり)

ゴーリストのVisionである”GLOCAL10”を加速させるために、代表や執行役員を交え人事施策などを策定・発信しています。ちなみにGLOCAL10は、10社 / 10ヵ国 / 10事業の展開を目指し、メンバーの成長機会の創出を何よりも大事にしています。

ざっくりですが具体的にはこんなイメージ

理想の組織像は?

HRAが正式に発足し目標設定をする段階になり初めて「将来的に組織やメンバーがどのような状態になっていれば、HRAは発足した価値があるといえるのか?」という問いにぶち当たりました。

組織の理想の姿から逆算して、既存の制度や施策以外に今組織に足りていないものは何なのか?ゴーリストにおける「採用」「育成」「活躍」とは、つまりどのような状態を指すのか?それらを構成する”原材料名”はなんなのか?

これらを紐解くため、まずは私たちのMissionに立ち返りました。

ゴーリストのMission・Vision・Valueは、よくこのヒエラルキー構造を使って説明します

そもそもゴーリストはこのMissionに近づくために企業経営をしており、社外の方にも驚かれるほどMission・Vision・Valueが浸透している組織です。少しでもこのMissionに近づく一助となれば、会社や組織としては”GOOD TO GREAT”の一歩なんじゃないかと思いました。(ビジョナリーカンパニー2ですね)

よって私たちのMissionに近づくにはどのような人材、組織であるべきか?と考え始めたのが発表の3ヵ月前になります。

HRAのミッション

3ヵ月かけて議論した結果、こちらの形でまとまりました。
ここに至るまでの経緯が何よりも価値があると思うので、後ほど説明しますね。

この3つのドキュメントで明文化しました
1、HRAのミッション
2、HRAのミッションステートメント
3、求める人材

考えた経緯

1、ゴーリストのMission

前述のとおり、立ち戻るべきはゴーリストのMissionということで、まずはMissionの解釈についてすり合わせを行いました。その際にひっかかったのが、Mission内の”プロフェッショナル”という言葉。

個と組織をGoalに導くプロフェッショナルチーム

HP内にも書かれていますが、ゴーリストではプロフェッショナルを「どこでも活躍できる人材」と定義します。(ゴーリスト起業前の代表の原体験が元になっており、社内でもとても大事なキーワードです)

この「どこでも活躍できる人材」とはつまりどんな人材なのか具体的に考え、次にそのような人材が集まる組織にするには?と考えました。

抽象から具体へ落とし込む

前半と後半で分けて説明していきますね。

>目的思考をもち、
仕事には大なり小なり必ず”目的”があり、目的という共通認識があるからこそ年代や国籍、経歴といったバックグラウンドの異なる人が集まっても、チームとなり目的の達成に向けて適切な手段を議論することができると思います。

私は”心臓”に例えて話したのですが、自分の中ではかなりしっくりきたのでここでも書いておきます。
人間の体にはたくさんの器官や組織がありますが、生きるために心臓を動かすという絶対外せない目的のために動いていると思います。頭から指の先まで全ての器官は1つも欠けてはいけない器官で、各々の持ち場をしっかり守って動くという、まるでチームですよね。(医学的な正しさどうこうではなくあくまで例えです)

しかし時に、目的を見失い手段に捉われてしまい、いつの間にか手段が目的にすり替わるというのはあるあるです。つい自分の知っている(経験したことのある)選択肢を頭の中に並べてしまうため、分かりやすく具体的な手段に飛びついてしまうのかもしれません。目先の手段に飛びつきたくなる気持ちをぐっとこらえて、目的思考をもつことが非常に重要だと考えます。

>変化を楽しめる 
目的に向かって行動を起こす時は、必ずしも楽しいことばかりではなく、むしろ苦しいことの方が多いと思います。そもそも人間の脳は、生存本能的に変化を嫌うようにインストールされているらしく、変化を苦痛だと捉えるケースも多いでしょう。しかし必要なのは、その苦しさを受け入れて、楽しもうと思える意志だと考えます。(”悲観は気分、楽観は意志”なんて言いますね)

変化に適応できる”能力”を求めているのではなく、その変化を楽しもうという自分の考え方やマインドといった”変えられるもの”に矢印を向けられているかどうか、を大事にしています。

2、個と組織の関係性

これまでずっと目的の話をしてきましたが、メンバー個人も自己実現のために目的をもっていると考えています。

趣味や仕事だったり人生だったり、どこにどのような目的を置くかは人それぞれですが、自分のありたい姿に対するイメージがあると思います。そしてその目的が分かっていればやるべきことが明確になり、やった事が周囲に認められるとそれは本人の”価値”となります。
そして組織は、GLOCAL10の実現という目的に向かって、走り続けています。

「目的」という共通点

この個人と組織の「目的」が重なると”成長・活躍の機会”を創出することができ、互いの目的を実現できるようなwin-winな組織になると考えます。そして成長・活躍の機会を通して、目的思考をもち変化を楽しめる人材となり、どこでも活躍できる人材=プロフェッショナルにさらに近づけると信じています。

よって改めてにはなりますが、HRAのミッションは「どこでも活躍できる人材であるために Personal Vision と Company Vision の重なりを最大化する」と策定しました。

重なりが最大化すると、成長・活躍の機会が増えるイメージ

今後についてですが、まずは個人のPersonal Visionを発見&蓄積していくために、現在は会社全体で1on1のアップデートに取り組んでいます。(1on1って本当に奥が深いのです…)何かを決めたらから一気に変わるなんてことはないので、着実に向き合っていきたいと思います。

さいごに

今回、ゴーリストで働く人や組織の理想の姿を言語化していく中で「ゴーリストはどんな組織でありたいのか?どんな人が活躍する環境なのか?」を代表含めすり合わせしました。

私個人は、メンバーが自分らしく活き活きと働けて「ゴーリストで働く価値」を感じられる組織でありたいと思いずっと考えていました。そのためメンバーと会社が対等でいられる組織という点をテーマに深堀していったところがあります。故にメンバーのみんなには、自己実現のために会社という環境をうまく活用していってほしいなと思います。

ここからHRAとして施策立案や実行にうつるわけですが、すぐに効果のあるものなんてないと思うので、気長に着実に歩んでいきます。

あとお約束ですが…、ゴーリストでは一緒に働いてくれる仲間を募集しています!「#すっぴん採用」というコンセプトを掲げ、新卒採用も絶賛行っているので、まずは気軽にご連絡いただき、会社説明会の様子をご視聴いただければと思います!
(エントリー後、メールにて視聴URLをお送りします)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?