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"もっと自分を大切に"HSPなあなたへ:ストレス対処法

言いたいこといえず、ゴクっと飲み込んでいる自分。


いますよね。大人だったら当たり前!なんて言われそうですが、これが割とストレスの大元だったりします。


”繊細さん”は情報過多。読まなくていい雰囲気、人と人の間の関係性を読み取ってしまって自分が本来言いたいことより、その場をうまくまとめようとする。


いわゆる、緩衝材になろうとしてしまうでしょ。


これでストレスが複利でたまりたまって、ドカ〜ンと自分にふりかかってくるのでお気をつけください。


今回は、そんなHSPな人が日常のストレスと向き合う方法をお届けしていきます。あなたはそのまま、けれど気持ちが軽くなるように愛情込めて書きます。


みんなの中の"特別な私"を知る


カフェでお茶する時、壁際の端っこ選びませんか。


これはあるある話なんですよね。考えずに選んでいるようで、実は情報が入ってくるのをコントロールしてるかも。


私は必ずと言っていいほど、端っこを選びます。もし席が空いていなければカフェを出てしまうこともありますから。


やっと座った席のお隣さんがオペラ歌手のように大声で話していると、もう気になってしまって飲んでいるカフェモカの味さえ感じなくなってしまう。


些細な音や光、雑音が気になりだすと止まらない。そこに意識が集中して他のことが考えにくくなる性分です。


HSS型HSPの特別な能力とも言える、このセンサーは簡単にいえば、世界をHD画質で感じるんです。他の人がSD画質で感じるところを超高画質で感じとってます。


今までの人生を振り返ってみると、苦手リストがどんどん長くなります。

  • 電車やバス、不特定多数の他人同士が箱乗りになる公共交通機関

  • 横との間隔が狭すぎるカフェやレストラン

  • 行列ができている時間刻みで飲食必須のお店

  • ショッピングモールの長蛇のレジ列


通勤生活をしてきて今更なんですが、通勤電車なんて一番最悪な例です。小さな箱の中に閉じ込められて、他人との距離感ゼロで時間を過ごす。


駅がくればまた人の入れ替わりだから、通勤だけでどっぷり疲れ切ってました。時刻表通りにこない電車、駅の改札でわれ先にと急ぐ人の波。


日常の中にいるだけで疲れるわけです。


ストレスだらけの損な気質なんて思わないでくださいね。大事なのはその「特別な力」を理解すること。はい、あなたはスーパーヒーローです。


ただし、能力の使い方を間違えると、自分のストレスになってしまいます。だからこそ、この能力を理解し、うまくコントロールする方法を学ぶことが大切なんですよね。


日常の小さなストレスにサヨナラできる3つのコト


睡眠をとっている間、センサーはおやすみ中。朝、自分がかけたアラームで目が覚めた瞬間、「また今日の戦いが始まる」と心の準備をする。


敵は日常に潜む小さなストレスたち。でもね、ここでひとついいニュースをお伝えします。実は小さな敵たちと戦うための、秘密の解決方をご紹介します。


一つ目の秘密兵器は「環境整備」

家でも職場でも、ごちゃごちゃしたデスクは集中できずに気が散りますよね。まとまりがなくて、何から手をつけようか、目に入るものに気持ちが移っていってしまいます。


デスク周り、身の回りを片付けるだけで、すごく心がスッキリします。要は今やることに集中できるよう必要以外のものを視界からシャットダウンすること。


集中すると深く物事を考えられる気質ゆえに、フォーカスできる環境整備は超重要です。


デスク周りや部屋はどうしても”好きなもの”で飾ってしまいがち。こうなると気が散ってしまう。なんせ、センサーがギュインギュインに働いてますから。飽き性、移り気を発症してしまいます。要注意!


やることに集中できる環境をまず手始めに作ってみてください。
ごちゃつく頭の中の整理は朝「今日やることリスト」を作る。


内容は3つくらい。それ以上は詰め込みすぎでもっとストレスになるから気をつけて。メモしたことで覚えておく必要を手放して一旦、頭の中をクリアにできます。


二つ目は「小さな休息」

朝の散歩が一番です。とはいえ、そんな余裕がないケースあるあるですよね。


なら、10分間のお外散歩から。自然の音や匂いを感じてみるのが重要です。この気質のあなたが一番心落ち着く瞬間じゃないですか?


自然の風、空気、木々の揺れ・・・こういう自然の中に身をおいてみる。
ちょっとしたことですけど、モヤモヤとした感情や気分を軽くしてくれます。スマホをみない、音楽も一旦オフ、センサーを切れる時間を作ることなんです。


簡単ですぐにできるので、これで日常のストレス怪獣たちをやっつけましょう。


三つ目は「瞑想」

正直、瞑想を始めるまでは「マジで効果あるのかな」と思ってた私です。寝る前の5分ほどですが、今日起こったことや明日のことをポイっとほり投げて、今に集中する。


目を閉じて自分の呼吸音を聞くところから。そして三つの質問をします。

  • 今日は悔いがなかったか

  • 何に幸せと充実を感じたのか

  • 明日、どう生きたいのか


情報過多で自分を見失うことが多い毎日、だからこそ「ジブン」にフォーカスして確かめる時間。


これを繰り返していると、自然とジブン軸が色濃く出来上がってくれます。みんなの中にいても、自分を控えめでも主張できるようになる。


無理して他人を演じない、合わせないジブンを持つとストレスは減っていきます。


自分らしい生き方を見つける「ジブン軸」


「本当の自分」を探す旅は、まるで宝探し。


ただし、地図がないので迷い道、回り道しちゃいますよね。私たちHSS型HSPは、どちらかといえば「自分を知る」ことが重要な鍵だったりします。


私の場合、40代後半までHSS型HSPだと知らずにいたので「なんて複雑でまとまりのない性格なんだろう」と悩んでました。


転職して職場が変わっても3ヶ月もすれば、どういうわけか以前と似たような立ち位置になっている。


結局、どこに行ってどんな人に囲まれても自分が変わらないと同じなんです。


そこでジブン分析しまくって、気質を知って、特性や特徴、どのように受け入れればいいのかがわかってきた。自然に自分らしさを肌身でわかるようになっていったわけです。


人とは違う。6%だけの世界


どうりで子供の頃から「変わった考え方するね」「独特だよね」なんて言われてきた理由がスッキリした。


上等じゃないですか!


違うことを気にするなら、良い方向に。違う視点で物事をみることができるなんてスペシャルでしょ!他にないからこの能力を理解し、活かすことで、自分らしい輝かしい人生を歩むことができるはず。


自分の感受性を「なぜこんなに敏感なんだろう」と嘆くのではなく「この感受性、実はめちゃくちゃ便利じゃん」とポジティブに捉えて。


特別な才能を喜んで受け入れると、ストレスとはさよならできる段階。人の感情を察知できるから、友人からは「心の読める人」と呼ばれてるでしょ?


そう、あなたは人の心を読むことができる、素晴らしい能力の持ち主なんですから。


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