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お金がある順に偉い人間と思い込んでいたのは桃鉄のせいかもしれない
みなさんは桃鉄(桃太郎電鉄)を知っているだろうか
知らない人に説明すると日本地図がすごろくのようになっており、ゴールに指定された県庁所在地や地域にぴったり着くとお金がもらえます。
お金をためて地域の物件(会社)を買収しながら、お金を貯めていき、毎年3月が終わると一番総資産を得た人順に順位が出てくる
1ヶ月を1ターンとして12ヶ月で一年12ターン、それを何年も繰り返す。サイコロを転がしひたすらお金を溜めるゲームだ
僕は小学校の頃から桃鉄をやっており、かなりの数を友達とやっており根っからのファンだ
中学からの親友と年に何回かは桃鉄をやっている。
親友とやっているとだいたい僕が勝ちます
僕は桃鉄でお金を稼ぐのは上手いがひたすら、お金集めに奔走していた。
親友はお城ラリーなど(全国のお城の名所に着き全部集めるとお金がもらえる)を楽しんでいることが多かった。
僕は桃鉄の影響かお金を持っている人が偉い人と思い込んでいた。
実際にお金をたくさん貰える人は人から感謝されたからお金をもらえるわけだが。
人生は桃鉄のようにお金を持っている人から順にランキングされているかのようにイメージしていた。
大企業の子会社で働く友達は自分より格上のような気がしたし、統合失調症で最低賃金以下で働いている自分は人生のランキング下位層に位置している感覚に襲われた
無意識にお金で人生をランキングする癖は桃鉄の影響かもしれない
もちろん桃鉄をやってなくても、人をお金でランキングしてしまう人はいる。いやむしろ普通はそう思う。
統合失調症で下位の層になってしまったことで人生コンプレックスだらけになってしまった
じゃあどうするか
その答えは親友にあった
親友ももちろんお金を稼ぐことを目標にしていたが、ゲーム内にあるミニゲームを楽しんでいた。
当たり前だか人生はお金を稼ぐゲームじゃない。
働いたり、旅行したり、友達と遊んだり、様々なイベントを楽しんだり、悲しんだり、ワクワクしたりすることだ
もちろん、お金があるほど人生のミニゲームは楽しめますが。
ただお金がある順に成功者であったり、偉いという呪縛から解けないといけないと思った
僕の母は介護施設でケアマネをやっているが、大企業の社員より給料は少ないが、仕事もすごくこなしているし尊敬している
お金で人を見ること自体は悪いことではない。
就活や婚活では生活がかかっているから、お金を優先するのが当たり前だ。
ただお金を持っているかで人生の充実度をランキングするのは危険だと思った。
お金が少なくても人生は充実している人はいる。
友人は僕と同じように作業所に通いながら、福祉施設や病院で弾き語りをして音楽活動に励んでいた
A型作業所に通う友人も小説を書くため日々、文章力を上げるため努力している。
お金がないと幸せというわけではない
もちろんお金を稼ぐ人は辛い仕事に耐えて尊敬されるべきだが、比較化(ランキング化)してコンプレックス抱えることが問題なのだ
これからは貧困層になるのか富裕層になるのか分かれる時代になるそうです
病気をいくつも抱える僕はたぶん富裕層にはなれません。
今はまだランキング化する癖は治っていません。
低所得でも楽しく生きていきたいと思っています
福祉施設や病院で音楽活動してみたり、本を読んでブログしてエッセイを書いたり、やってみたいことを体と相談しながらやっていきたいです。
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