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【読書感想】なぜ、おかしの名前はパピプペポが多いのか?

確かにそうかも」って、皆さんもタイトルを見て思いませんか?
アポロとかピノとか、プリンとか……。

こんにちは、天音です。

川原繁人さんの『なぜ、おかしの名前はパピプペポが多いのか?』という本を読みました。

言語学者である川原さんが母校の和光小学校で在学生に向けておこなった授業を、補足やコラムを付け足してまとめたものです。

あらかじめ小学生から言語に関する質問を集めておいて、それに対して川原さんが答えていくという授業形式。
ほとんどが会話になっているので、とても読みやすかったです。

・日本語には「゛」が付く文字と付かない文字があるのはなんでですか?
・「パピプペポ」のことばはよく聞くけど、なんで英語のことばが多いのですか?
・原始人はどうやってしゃべっていたんですか?

目次より

上は小学生があげた質問をもとにしたトピックの一部ですが、どれも素朴ながらことばの本質を捉えたものばかり。

子ども向けの授業なので、飽きずに興味が向くように調整されていて、言語学に明るくないわたしのような読者でも楽しく「どうして?」を持って読むことができました。

ちなみに、わたしがタイトルを見て読む前に「なぜお菓子の名前はパ行が多いのか」と予測した答えは、
・破裂音で元気な感じ
・popやhappyなどを連想する
・全ての言葉の中でパ行がつく言葉が多い
……でした。

わたしの予想が的外れか、それとも的を射ていたかどうかはここでま内緒にしておきましょう。
ぜひ本書を読んで、皆さんにも日本語におけるパ行の秘密について知っていただきたいです。


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