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支援会議のもやっと改善③~お盆にのせて全部だす、得たいものに協力し合う~

我が家の長男次男は、
「学校に行かない選択」をしていますが、

定期的に、自閉症の訪問リハビリを受けていることもあって、
子どもの今後の支援をどうするか、
関係者が集まって支援会議を開いてくれています。

みんながしっかり自分を出し合って、対話ができて、
すっきりした会議って難しいな。
終わったころにみんながにっこりしている会議って
どうしたらできるんだろう。

そんなことを考え出して、
会議があるごとに私は自分の参加の仕方を工夫してきました。

今回は、
「みなさんが今日会議が終わったときに
 得ていたいものは何ですか?」
という問いかけを最初にみなさんにしてみました。

勝手に仕切りをいれたみたいになってしまいましたが💦
きっとこんな母親なかなかいないだろうな(笑)


今回は私の中で今までとスタンスが全く違いました。

それは最近
「おうえんサロン」というのに参加し始めて、
「応援」の概念が変わったからです。

起業している人、しようとしている人たちが集まっている
おうえんサロン。
私はここに入って、みんなすごい人たちばかりで、
その人たちを自分に応援できることなんてない、って
思っていたんです。

助けてもらうばっかりで申し訳ないなって。
そんな気持ちになっていたりもして。

そして、ここ悩んでます、困ってますって声があがっても、
具体的に何かその困っていることに対して
できることがない💦
申し訳ない、
そんな風に思っていました。

そんなことを話したら
おうえんサロン代表の赤い角刈りの
応援ヤスシさんが、

「相手が求めてきたことだけをやるのが応援じゃない」
みたいなことを言っていて。


「なんかできることありますか?」
それを聞くだけだって応援だよ。
だし、それを聞いたからってその答えに対して
自分がやらなくたっていいんだから。

そんなようなことを言っていました。

私は衝撃を受けました!!
尋ねておいて、それをやるのが他の人でもいいって!!

応援ヤスシさんは、
とりあえずその時みんなが思ったことや感じてることを
全部お盆に出すような感じで乗せればいいんだよ。
出しておけば誰かが拾うかもしれないじゃんって。

気持ちを送るとか、いいねを押すとか、

その時に自分ができる応援ってあるはずだよ。って。

私、この時気づいたんです。
誰かを助けようとするときにも、
その人の問題が全部解決するまで
しっかりやらなきゃと思っている完璧主義な自分がいたことを。

で、結果自分に対する要求が大きくなってしまって、
助けたいのに応援したいのに、
結局何もできない。

そんな風になっていたんだなって。

その時、自分にできることは何だろうって
考えて感じたら、

その人のさみしさや不安を私が感じて
その人の代わりにしっかり泣いておきます。
でした。

それも応援になるんだ、私にもできることがある。
そう思えたらとっても嬉しかったんです。


で、この時にヤスシさんが言っていた
「全部お盆に乗せて出す」

この言葉、私も支援会議のことを考えていた時に
同じ言葉が思い浮かんだんです。

でも、その時私がお盆に乗せていたのは
「自分」の想いだけだったということに気づきました。

ヤスシさんが言っていたのは、
みんなの想いをとにかく何でも
みんながわかるように出すことでした。

その違いに気づいたときに、

言葉では助けてほしいって言ってみても、
心の中では一人でがんばらなきゃな感覚が
きっとあったんだろうな。

言葉では学校側のことや支援してくれる人たちのことを
そのまんま聞きたい、知りたいって表現してたけど、

それを知ったうえで、私の要求を叶えてほしい、
そこにつなげていくにはどうしたらいいか。
そこしか考えていなかったのかもしれないな。

これが話合いがうまくかみ合わない
大きな要因だったのかもしれない。

いつまでも支援する側、される側という感覚が残っているのは
自分のことをどう伝えるかしか考えられていなかったからなのかも。

そんなことを感じたんです。

今回1時間ちょっとの会議の中で
お盆に出すものを私の気持ちだけではなくて、
みんなの気持ちを知りたくて、
「会議が終わったときに得たいものは何ですか?」
と聞きました。

それぞれがみんなが得たいものを意識して
それを得られるように協力し合う形で会議ができたら
笑顔で終われるんじゃないかななんて思います。

私は会議の最初に、
「私は、次男の今の伸ばしどころはどこか、
 私との関わりで今大事にした方がいいことはどこか。
 それを認識して行動につなげたい」を宣言しました。

その宣言をすることで私もそこに向かって
会議の中の情報をピックアップできたし、

他の方たちの
・今の状況の把握をしたい
・職種の関わりと家庭の現状とを照らし合わせて
 関わり方の方向性を検討したい
・学校とのつながりを探りたい
・本人の今の興味のあるものを知って提供できるものを見出したい
・できる大人の役割をみつけたい
・これから次男に対してどんな姿を望んでいるのか、
 どんな方向を向いているのかを明確にしたい

こういった得たいものに対して
私の中から出せる情報を意識して、情報共有をしていきました。

会議の手法的なことをしっかりさせたら違うかもと
思っていたけど、きっとそこだけやっていても
私の場合はすっきりしなかった気がします。

大事だったのは、やっぱり私の内面だなー。

自分とのとことんの向き合いが
私はこれからも続きます😊


支援会議から応援会議に。
そんな気持ちになれた今回でした。

私が私の中にいただけじゃ、アイデアは限られちゃう。
みんなの言葉を一回混ぜませしたら、
次男に対してできる応援は無限大。

いつも息子たちのために集まってくださって
本当にありがたやです。

そしてこれを読んでくださったみなさん、
いつも本当にありがとです💕

自分の素直な心がわかる、そんなエネルギーを
送りたいと思います😊

素直な心同志が交われるお盆に
のっていきましょー✨





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