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北欧カルチャーを(再)学習中→日本の組織変革につなげたい

僕の今の思想や活動の原点は北欧にあります。
新入社員の頃、僕はラッキーなことにスウェーデンデンマークの企業の担当になり、スウェーデン・デンマークを行き来したり、来日した両国の取引先のビジネスパーソンを頻繁にアテンドしていました。
(ちなみに彼ら/彼女たちを頻繁にアテンドしていた土地の一つが浜松で、よもやあれから20年後に自分が再び浜松との縁が深くなり、浜松で創業するなど思ってもみませんでした。少しは大きくなって戻ってこれたかしら)

ちなみに僕が仕事したことのある都市・訪問した都市はコペンハーゲン、ヘルシンゴー、マルメ、ストックホルム、エンジェルホルム、キルナです。
(フィンランドのヘルシンキ、サーリセルカ、イヴァロも(観光で)訪問しました)

当時、北欧を行き来して感じた違和感、率直に言えば「日本人、いろいろ損してる!」なるモヤモヤした思いが、いまの自分の組織変革、働き方改革、カルチャー変革の活動の原動力になっています。そのストーリーは、最近は講演などで、沢渡の過去の作品では『チームの生産性を上げる。』(ダイヤモンド社)のあとがきでも記述しています。
(とはいえ当時は無力でおとなしい新人でしたから、組織に対して物申すことも出来ず。あ、「転職」なる行動には出ましたけれども)

転職後も何度かプライベートで北欧を訪問し、当時のビジネスパートナーと会いつつ、北欧のカルチャーを自分なりに体感していました。そして、スウェーデンやデンマークなどの良い仕組み、良いカルチャーを日本の組織や社会も取り入れたほうが良いだろうと強く思うようになりました。

お陰様で、いまは作家活動と併せて企業顧問活動や講演・対談、ほかメディアの活動、DX白書有識者委員などあの頃に較べれば発言力も高まってきましたし、不特定多数の人たちに発信する機会も増えてきました。

僕が行き来していた当時は北欧は日本ではなじみが薄く、情報も出回っていませんでした。最近になって北欧のカルチャーや社会モデルが注目を浴び、北欧関連のWeb記事や書籍も増えてきています。大変嬉しいことです。

改めて北欧のカルチャーや仕組み・仕掛けを学習し日本の組織運営や社会運営に取り入れていきたい。そう思っています。今後、僕たちの顧問活動や講演にも反映していくつもりです。

最近読んだ/いま読んでいる、北欧関係の書籍です↓

取り急ぎ、先日公開したこの記事でも「北欧流」のエッセンスを入れています↓

サーメ文化なども勉強していきたいと思っています。

良いカルチャーは残しつつ、新たなカルチャーを取り入れる「越境思考」「未来志向」で日本の景色を変えていきましょう!

自分が新入社員の時に感じた、あの理不尽な思い、もどかしい思いを一生かけて成仏させたい思いもあります。

ちなみに、僕の大好きなスウェーデン料理は、ニシンのマスタードマリネ。そして、ベリーソースを添えたムース(ヘラジカの一種)のスモーク(?)料理です。久々に食べたいなぁ。