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勉強する人、成長意欲ある人が笑われるおかしなカルチャーひっくり返したい

一生懸命勉強する人や、成長意欲がある人がバカにされる
(「ガリ勉」とか「意識高い」とか言われて)

でもって、パリピのみが大きな顔をする。
今も昔も、学校などにおいてたまに見られる光景ですがこれってほんと不健全、かつマジでヤバいと強く思います。

中には、そのような学生・生徒がそのまま大人になってしまったような企業もあります。

・勉強する人に対して、「そんなことして何になるの?」と冷笑する
・問題提起や改善提案をする人をバカにする

このような企業や地域からは意欲的な人が遠ざかり(つまり人口流出する)し、改善も新規事業創出も生まれない。現状維持思考で、低位安定(からの衰退)まっしぐら。それで良いのでしょうか? 過疎化する未来しか見えない。

これからの時代、いかなる職種の人たちも勉強し続けないと地域及び産業そのものが停滞・衰退します。勉強する人が笑われる。そのおかしなカルチャーを変えていかなければなりません。

その愚かなカルチャーの放置は、地域や業界や企業の自死に等しい。

全国の経営者の皆さん。
勉強する人が評価される組織風土や制度を本気(マジ)で創っていってください! 人の育成に投資してください。
勉強する人や成長意欲のある人を笑う人たちを、厳しくダメ出しするくらいやらないとダメです。

目下、上場企業は人的資本経営の大義名分の下に、人の学習や育成への投資に(さらに)力を入れ始めています

「当社は非上場企業だから関係ない」では済まされません
大企業や上場企業との成長格差が開く一方。そして学習や成長に意欲的な人たちは、「報われる」地域や企業にますます流れていきます。
(だから、優秀な人、意欲的な人が東京や海外や新しい産業に流れていってしまうのです)

勉強する人がバカにされる。そんな組織や地域が成長するハズがない。
そんなダサい地域、ヤバイ企業や業界、健全な人ほど見切りをつけますって。
(一度、地域や業界から出ていった人の話を聞いてみてはいかがでしょうか。または、書籍『新時代を生き抜く越境思考』の「地方都市の問題地図」をご覧になってください。全部書きました)

僕は勉強する人、成長意欲ある人が正しく報われるカルチャーを創っていきたい。そう思って行動しています。
(僕たちが推進している #ダム際ワーキング知の創生や共創を地方や中山間地で起こすムーブメントでありカルチャーです)

以下の写真は、先日(2023年7月7日)、静岡放送浜松総局さんの主催で行われた、浜松市天竜区佐久間町の静岡県立浜松湖北高校佐久間分校の全校生徒のみなさんと社会人の越境学習プログラム、#ダム際ワーキング キャリア教育プログラムの一コマです。
高校生と社会人が、越境してディスカッションをしました。皆さん学ぶ意欲が高く参加者一同感激しました(未来に希望を持つことができました)。こういう人たちが、無力化されてしまう社会にしてはいけない!

#ダム際ワーキング キャリア教育プログラム at 静岡県立浜松湖北高校佐久間分校の様子

僕たちは組織変革Labという、オンラインで月1回他社(全国)の人たちとの越境学習を習慣化するプログラムも運営しています。学び続けたい、組織を変えていきたい皆さんの、熱量の熱量の化学反応に僕たちも毎回心動かされています(宜しければ、是非一度でも参加してみてください。各回(毎月)1社最大3名まで参加可能です)。

学習し続ける習慣を、プロセスとして組織にインストールする
学校教育の場ももちろん、企業組織においても実践していきましょう。
日本が停滞、衰退する姿を黙って見ている訳にはいきません。

このままでイイんですか?

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