JTCに持ってほしい「恥じらい」と誇り
JTC(Japanese Traditional Companiesの略。内向きで進化できない残念な企業体を示す言葉。企業のみならず官公庁などの組織も)のみなさんへ。
思考停止した行動、振る舞い、賞味期限切れした社内ルールや慣習を続けていませんか? 相手に強いて、お互い「無力化」していませんか?
(え、自分たちのルールや慣習の何がマズいのかが分からない?→越境しましょう!)
はっきり言って残念です。いや、残念を通り越して「恥ずかしい」です!
世界に対して、次世代に対して、そして正しく活躍したい(本来価値創出に全集中したい)人たち(お取引先、顧客、社員など)に対して恥ずかしい。
(僕も複数のJTCで育ってきた人間の一人なので、過去の猛反省も込めて)
以下、JTCに目立つ無自覚に恥ずかしいかもしれない行動の一例です。
もちろん、中には(業務領域などによっては)合理性があるものもあるでしょう。でも、無自覚に続けてきているのだとしたら(そして相手に強いてきているのは)、ほんとうに恥ずかしい。いったん立ち止まり、外の世界も見て、本当に合理性があるのか? 振り返り見直して欲しいのです。
(もちろん生まれた当初は合理性があったものもあります。でもね、もはや賞味期限切れしているものが多数。それをアップデートできない企業姿勢が恥ずかしいのです)
その集団思考停止した拘りや慣習が、相手の時間を奪っている自覚が、相手にコストを転嫁している自覚が、相手の成長機会を奪っている自覚がありますか?
その自覚が無いなら、相当ヤバいです。ただ図体がデカくて古いだけ、プライドが高いだけの残念な集団です。
それでもって「イノベーションカンパニー」とか「ITテクノロジーを活用した社会変革」などと言ったり、SDGsバッチつけたりしていても、世の中に対して何の説得力もない。言行不一致も甚だしく、情けない。
また、古いやり方の仕事しかできない人は、組織としても今後付き合いかたに苦慮するでしょう。
転職や再就職にも不利になります。人生100年時代、それは僕たちひとり一人の自分経営戦略のリスクです。
JTCと呼ばれる組織へ。
悔しかったら、変わりましょう!変わってみせましょう。
幸いなことに、JTCには中小ベンチャー組織にはない歴史がある、人的リソースがある、知識もお金も余力もある。
誇りをもって、変化していきましょう。進化していきましょう。それがJTCの世の中における期待役割であり、未来志向のブランドマネジメントです。
変化と進化で感動創造と未来創造する。それができれば、JTCの価値もブランドもうなぎのぼりです。
そのためにも、
「ウチの会社のやり方、恥ずかしいからやめようぜ・変えようぜ・変えてくれ!」
JTCに関わるひとり一人がその行動を興しましょう。でないと、日本全体がいよいよ沈みます。
宜しければ、この書籍も社内の振り返りや世論形成にご活用ください↓
【御礼】早速増刷が決まりました!
アップデートできる組織は、ブランド価値(ファンや協力者を創る力)を上げます。
一報、アップデート出来ない組織は、先人が築いてきたブランドを食い潰し、協力者を遠ざけじわりじわり沈んでいきます。
あなたの所属組織は、どっちの道を選びますか?
カッコイイ私たち、カッコイイ日本になりませんか?
「JTCやっぱり凄い!見直したぜ!」って思わせましょう。
それが、JTCに勤める皆さんの使命です。
変わろうぜ、日本!