記事一覧
おとなしい顔した不良でいたいはなし
マツザキです。
いまわたしにはありがたいことにたくさんの生徒さんがいます。ほとんどがはじめてピアノを弾くちいさい子たち。この子たちに、なにを伝えられるだろう?と葛藤しながらつづけているピアノ講師も、3年目が終わろうとしています。
あるとき、16部音符の速いフレーズが弾けない、と困っている生徒さんがいました。よく弾けるしあたまも良くて、わたしが伝えたことをよく理解しようとしてくれる生徒さんです(こ
ねぎがどうしても食べれないはなし
マツザキです。きょうのnoteは本当に読まないほうがいいです。時間の無駄です。ごめんなさい。
わたしが幼少期から高校生までいちばん言うのに勇気がいった言葉は、まぎれもなく「すみません、ねぎ抜いてください」のひとことです。
飲食店でこれを言うのにどれだけの勇気がいったことか。メニューを指さしメニュー名を噛まずに言えたあとで(これもなかなか難易度が高い)、絶妙なタイミングでこれを切りだす、非常に難
誰かの役に立つかもしれないやつ(論文仕上げに向けて)
マツザキです。迷走をつづけているnoteですが、今回は昨年、修士論文の仕上げ段階で必要になった情報をすこしまとめました。
最近聞かれることが多いので、少しでも誰かのお役に立てば…(随時更新予定です)
初歩的なことですので、もうご存知の方が多いと思います。基本的にこちらは同大学でいま修論を仕上げようと頑張っているみんなへ向けて。
昨年とても助かった情報のリンクを以下載せさせていただきます。
目次
ヘルムート・バーガー
ヘルムート・バーガーが亡くなった。
彼は、わたしが唯一心から美しいと思う男性俳優だった。
享年78。現代の基準だと、若いようにも感じる。ゴダールは91歳まで生きたのだし。
でも、わたしが美しいと感じて惚れ惚れと観ていたのは画面の中のうら若きヘルムートであって、その姿はいまでも円盤を再生すればすぐに観れる。
けれども、やっぱり「生きている」と「もういない」の間には、どうしようもない断絶がある。
演奏会の個人的なプログラムノート
こんにちは、マツザキです。
今日はちょっと真面目なはなし。近々出演する、あるコンサートのプログラムノートを書いてみます。
プログラムノートの提出がないコンサート、個人的には少し寂しくて、曲のこともっと知ってもらいたいな〜とか、わたしがこの曲をどう思っているのか知ってもらいたいな〜などと思っていたのですが、ここに書けばいいのだ!と、これまた深夜の思いつきで書いてみます。
今回のプログラムはこちら
二期会《ルル》に行ったはなし
こんにちは、マツザキです。
今日は突然ですが、昨年7月に行われた二期会《ルル》の思い出を綴ります。どんだけ今更だよって感じですが、どこかに書きたくてあたためていた文章を今こそ解き放ちます(なにごと)。
まず、アルバン・ベルクについて。ご存知ですか?音楽やってる人なら絶対に音楽史では出てきて、名前くらいは知ってるひとですね。ただ、彼の作品を弾いたり歌ったり、あるいは好きかは別のはなしかもしれませ