見出し画像

【詩】バウムクーヘンの真ん中で起きた事

君が助けた瞳と、私が助けた瞳
お互いの瞳に光を灯しあった
世界は輝きに満ちて、夢のような現実になった

妖怪が助けてくれと言ってくるが、私達は目玉の光を使って妖怪を燃やした
コンビニの前でたむろする連中も
ハエや、ナンパしてくる人も
全部全部、目玉の光を使って燃やした

私達は、表彰された
水曜日のダウンタウンに出た
栃木の大使になった
スクワット協会を紹介するようにお金を貰った

私達の愛は、金になる
誰が買うかわからないが
誰かが買ってくる
そういう事が続いて、私達は、愛をやめた
金だと思われたくない
私達は、離れ離れになった

じっとしている間は何も起きないけれど
動きだすと、何かが起こる
それがたとえ悪い事だとしても、動いていたいな
全ては
バウムクーヘンの真ん中で起きた事
バウムクーヘンの真ん中で起きた事

瞳で妖怪を燃やしたのも
金になった出来事全ても
バウムクーヘンの真ん中で起きた事
バウムクーヘンの真ん中で起きた事

私達は遊ぶ頭が無い
自由に考えようとしても、何かのしがらみに窮屈になる
私達がどんなにはっちゃけても、どんなに不良になろうとも
バウムクーヘンの真ん中で起きた事
バウムクーヘンの真ん中で起きた事だ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?