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kawalabo
【詩】激しい感情が白い霧となる
窮地に陥った情熱の優しさ
味を薄める事に必死になって
心の魔物を憎んでも そこには選択肢が無い
何もかも空回りする器に
天からのポツポツ雨が溜まる
このまま水浸しになって、魔物が窒息すればいいのに
よそ行きの唇は無駄でしかなく
実態の無い言葉の方が価値があるなんて
大好きだよ
そう言えれば簡単だけど
そんな物足りなさじゃ君には届かないかなって
だから余分な脂身を付けてしまうから
私はいつも石につまづく
バス停なんて久しぶりに立ってみた
となりのトトロみたいだねって 言いたかったけど
君は今頃お風呂の中で他の人の事を考えている
私が東西南北を見失っている頃
君は世界の存在をハッキリと認識しているんだ
頑張らなきゃ良かったな
それが一番の正しさで
一番の歯痒さで
一番の悲しさなんだ
頑張らなきゃ良かったな
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