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hi3tika
【詩】君にだけ教える100点の初夏
恍惚とした信者が墓を荒らしてくれたら、私は死体として君を抱きしめる
首を噛んでゾンビにはしないよ
カップに入ったアイスが硬くて、スプーンを刺しても全くビクともしない
そんな感じで、君を抱きしめても、君は私に対してビクともしないんだ
だから私は一回死んで、墓に入らないといけないね
君の心の中心が100点で、フチに20点や50点が書かれているけど、私は矢を君の頭にぶつけちゃって、壊れるし、壊してしまう
私が死んだら、復活したら、君は私の事を想ってくれる
それがわかるのは、君の好きな映画や漫画や音楽が、気持ち悪いものばかりだからだ
私には何が良いかわからない、気持ち悪いものばかりだからなんだ
海は波が無くなると、生きる力を失って、真っ白に染まりだすと、君は言った事がある
私は君の言葉は、全て思い出せるよ
君が飲んだイオンウォーターの数と、私が君に抱いた悲しさの数、どっちが多いかな
どっちも爽やかな後味で、涙を流してしまう
私が飲んだイオンウォーターの数は、15本
適当な数字
だけど、勝手に断定したら、落ち着いた
君が飲んだイオンウォーターの数を断定したら、私が終わってしまう気がする
これから夏が来るね
君の汗が見れる季節
君のカラカラな口の中を見れる季節
君が居てくれるから、今年の初夏も100点だ
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