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自閉症&不登校児の工作 写真展18(ブロック編)

今回は、ニューブロックで作った作品を掲載します!


このニューブロックは、週1日通っている個別療育でも貸してもらえるブロックなので、息子にとっては身近なブロックの1つなのですが、息子のニューブロックは別宅専用ブロックとして置いてきているので、別宅に遊びに行った時だけ思いっ切り自分のニューブロックで遊び倒せるという、ちょっと特別なブロックなのです。


息子愛用のニューブロックはコチラ↓ 新幹線が作れるパーツが入っています。


ウルトラマンソフビ人形用レーシングカー

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ウルトラマンソフビ人形用に作ったレーシングカーだそうです。

足が動かないソフビ人形でも、ちゃんと跨ぐようにして乗れるように作っているところが感心しました。

人形を乗せたまま、実際に手で走らせてレースを楽しんでいました。


積載トラック

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今回、コチラを追加購入しまして、カラフルなタイヤを手に入れた息子です。

色にこだわりがあって、ブロックで作品を作る時などは色を混ぜたりしないようにして作るのが息子のこだわりなのですが、少しずつカラフルな色を取り混ぜて作っても心がザワザワしないようになっていけるといいな〜なんて思っています。

だって、色にこだわると、同じ色のブロックが途中で足りなくなってしまうことが多いので、大きな作品が作れないので残念なんです…

色の制限なく、作りたいモノを自由に作れるようになったら、もっともっと息子の再現遊びの幅が広がっていくのでは?と期待しているのです!


梯子付き消防自動車

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梯子部分に対して車体が小さいような気もしますが…w

車体の後方部分は、すぐに乗り降りできるように開けっ放しだとか…w

色々と息子なりに考えての作品作りとなっているようです。


息子は不登校ということもあって、ほとんどの時間を家で過ごす毎日ですから、やはり同年代の子どもと比べると圧倒的に様々な経験値が少ない状態にいます。

これは息子も知ってるんじゃないかな?って思っていたことでも名前を知らなかったり、正確な使い方を知らなかったり…

自閉スペクトラム症特有の認知の歪みによるものもあるのかもしれませんが、息子の知識は結構偏っている場合が多いです。

そうゆう息子の知識、認知の偏りを知るキッカケとなるのが再現遊びである場合が多いですね。


息子の一人遊びを横で見たり、聞いたりしていますと…

「あ、そんな難しい言葉も知ってるんだ!しかも使い方もあってる!」

「今、適当に誤魔化してたな…モノは知ってても名前は知らないのかな〜?」

など、息子の状態を結構教えてくれるんですよね。


面と向かって「これ知ってる?分かってる?」などと聞いたりすると、息子は過剰適応しようとして良い子を演じてしまったり、失敗感を感じると自己肯定感が下がって希死念慮に繋がったりするので…

普段は、息子が自由に一人で遊ぶ「再現遊び」から私が息子の様子を感じ取るようにしています。

そして、息子が間違って覚えていたり、知らなかったりすることは、さりげなく伝えて、息子がその情報を受け入れやすいように工夫しています。

再現遊びは、息子にとって大切…ではなく、私にとっても大切なものなんだな〜と最近になって改めて感じました。


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