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自閉症&不登校児の工作 写真展33(プラモデル編)

物欲魔な息子…

何でも欲しがって、手に入れるまで騒いだりするほどに欲しがるのに、実際に手に入れると、上手く遊びこなせなかったり、手に入れた時点で熱が冷めるのか、大切にしなかったりする事が多く、頭を悩ませていました。

そこで去年の4月から(小学1年生になってから)は、お小遣い制にして、どうしても欲しいものは自分のお小遣いから買うようにという事にしました。

お小遣いと言っても、毎月200円しか渡していません。

200円だけでは、ほとんどの物は買えません。

そこで、ご褒美シール(療育・お手伝い等の種類があり、シール台紙にシールを貼り、ゴールまでためる)も数年前から導入していました。それまでは、ご褒美シールがたまったら、息子の欲しいオモチャ(金額制限あり)などをご褒美として買い与えていたのですが、お小遣い制を始めた時には、現物報酬ではなく、現金報酬にして500円渡す事にしました。

欲しい物があったら、毎月のお小遣いの200円と、ご褒美シールで得た500円を貯めて買うルールへと変更したのです。

お金の計算などは全く出来ない息子ですが、物欲魔だった息子の意識は少しだけ変わったように思います。

お金を得る事が大変だって事に漠然と気づいた様子で、欲しい物を片っ端から買おうとすると、すぐに手持ちのお金が尽きてしまう事に気づき、欲しければすぐに買うという考えを改めたように思います。

そんな息子がスーパーに行く度に眺め、何度も考えて、それでも買うと決めて、自分のお小遣いで買った食玩『ほねほねザウルス』での作品を掲載します!


肉食バイソン

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プラモデルとなっていて、土台から自分でパーツをハサミで切り取る事から始まります。

以前は、細かいパーツを切り取るプラモデルは、息子にとっても苦手意識があって、取り組む事に不安感があり、夫に全てをお願いしていましたが、こちらは自分で開封し、誰にも尋ねず自分でパーツを切り取り、組み立てて遊んでいました。

息子が自由に組み立ては作品です。

ツノが大きくて、鋭い歯、頑強な顎を持っている肉食のバイソンなんだそう。


丸鶏(ホールチキン)

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これ、息子から見せてもらった時、思わず吹き出してしまいました!

だって、まさか鶏肉を再現するとは思わなかったからw

 でも、本当に上手にホールチキンが再現できていますよね!

息子と「チキン食べたくなったね〜」なんて話していました。


この『ほねほねザウルス』は、息子の少ないお小遣いでも買えるし、一度組み立てたら終わりではなく、ブロックのようにパーツを取ったり付けたりして、何度も組み立て遊べるのが嬉しいですね!

少しパーツが小さいので失くしたり、口に持っていく癖があると心配もあるのですが、我が家では密閉袋に入れて保管しています。

息子は今までに3箱買っていましたが、買えば買うほど、パーツが増えて、一度に何個も作品が作れるようになるので楽しさが倍増するでしょうね!

お小遣いを貯めて、それから買う。買えば遊びの楽しさが倍増する。

先の見通しを持つ事、明確な楽しい目標をイメージする事が、日々の頑張りに繋がっていきますね!

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