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宮台先生2DAYSイベント準備の記録~Part1

4月11日12日に予定していた、宮台真司先生の名古屋2DAYS企画は、新型コロナウイルス蔓延により、残念ながら中止になりました。
この土日は、「もし開催できていたら今頃……」と思いながら過ごしていました。
こんな風に、楽しみなイベントや予定が流れてしまった方は、全国全世界にたくさんいらっしゃるのだろうと思います。

年が明けてからの数か月間、このイベントの準備のために、かなりの時間とエネルギーをかけてきました。
なので、イベントが中止になってしまったことは本当に悲しいし残念ですが、
申込をしてくださった方たちとのメールのやりとりや、あたたかい応援のメッセージ、宮台先生と企画について密にやりとりさせていただいた時間は、かけがえのないものとなり、とても貴重な経験をさせていただきました。

ただの1ファンに過ぎない私が、先生にお声がけをして企画準備、運営をした記録を残すことで、
今後、何か自分で企画をしてみたいなって思っている方の参考になればと思うので、振り返って書いていこうと思います。

宮台先生にお声がけ~日程調整

以前記事にも書きましたが、私は宮台先生に私淑するただの1ファンです。
「名古屋に呼んだら来ていただけますか?」とお声がけをしたのは、
2019年12月22日(日)のマル激年末ライブのときでした。
公開収録後に会場の外で、かなり長い時間、他の参加者の方たちの質問に答えられたりされていて、私もたくさんお話をさせていただきました。
そしてテンションが上がって、だいそれたことを聞いてしまったのでした。
宮台先生は「もちろん、よろこんで」とにこやかに答えてくだいました。

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その時の写真です😍

年が明けてすぐに、宮台先生とTwitterのDMで日程調整のご連絡をしました。
私がドイツ留学を控えていて、現地での試験が6月初旬の予定でしたので、
それまでの間に実現させたい、ということで、3月末か4月が候補日程として挙がりました。(1月14日頃)

会場探しと日程決定

ここから、私の葛藤の日々がはじまります。
日程はいつが最適なのだろうか…。
どれくらい人が集まるか分からないのに、会場の規模をどうやって決めればよいのだろうか…。
参加費の値段設定はどうしたらよいのだろうか…。
誰に相談すればよいのだろうか…。
すべてが手探りのまま、友達や宮台先生ファン仲間に相談してみるけど、イベントを企画した経験のある人がいなかったので、なかなか結論は出ず。

特に会場の規模はすごく悩みました。
ネット上では宮台先生ファンの方たちと交流したり、東京のイベントにはたくさんの方が集まってるのは見てきましたが、
実際、名古屋で身近に宮台先生のお話をできる人ってすごく少なかったし、Twitterのフォロワーも少ない私が企画して、どれくらい周知できるのか、どれくらい人が集まるのか、フタを開けてみないとわからなくて。
はじめから100人以下の規模にしようとは思っていたのですが、80人か60人か40人か…。
駅からのアクセスが良くて、会場費が高すぎないところ、一般の人間が借りやすいところ。
ネットを駆使して調べまくり、候補を5つくらい出して、それぞれの空き状況を調べて。
どの会場も一長一短あるので、なかなか決定打はなく、最後は自分で決断しなければいけません。すごいプレッシャー…。

なりふり構わず、いろいろな人に相談しました。
特に、昨年沖縄で宮台先生の講演会を開催された島袋さんと、名古屋で二村ヒトシさんのイベントを何度も企画されているかなこさんには、すごく親身になっていただきました。
やはり経験者に相談すると、心強さ100倍になります!運営をする上で考えておかなければいけないことも、たくさんアドバイスしていただきました。
勇気を出して相談して本当によかったです。突然の相談にも快く対応していただいて、感謝しかありません。

そして、1月21日に会場と日程を決定しました!

決め手は、会場までのアクセス、会場費が高すぎないこと、
実際会場の下見をさせてもらって、会場の埋まり具合を想像できたこと、です。

宮台先生にご連絡をして、日程にOKが出たら、早速宣伝開始です☆

下準備

次に悩んだのは、価格設定です。
過去の宮台先生のイベントを調べまくって参加費を比較したり、必要経費から逆算したり、いろいろな方法で考えました。

それから、決済方法。
私はお金を扱うことに慣れていないので、当日お金が動くことは最小限に抑えたいと思って、基本的に事前決済にしたいと考えました。

申込方法も、いろいろな方法があります。
メール申込、申込フォームを作る、Peatixなど。
私はPeatixも迷いましたが、ちょっと手数料が高かったので、無料のメールフォーム作成サイトを使って、申込フォームを作りました。
この手のサービスも調べたらたくさんありましたが、使い勝手がよさそうなことと、PayPalへ紐づけができたので、formzu(フォームズ)を使用しました。

チラシのデザインも作成しました。
PowerPointを使って作ったのですが、一晩徹夜しました(笑)
素案を作成して、細かいデザインや宣伝文句などは、いろいろな人に見てもらって、ご意見をもらいながら微調整しました。
宮台先生のお写真については、肖像権や著作権の知識が低かったため、公開後もいろいろ紆余曲折しましたが、
ハフポスト日本版さんのご理解により、ステキなお写真を使わせていただくことができました✨
(↓そのときの記事です)

スピードが大事でした

お気づきでしょうか。
日程の候補が挙がってから、会場決定まで一週間
さらにいろいろ準備をして、正式告知は1月25日でしたので、会場決定からわずか4日です。

私の場合だけかもしれませんが、少しでも停滞しそうになると「やっぱりできないかも…」「私には無理だ…」「もうやめちゃいたい(T_T)」という弱気に、すぐに負けそうになってしまったんです。
これは告知して以降も、孤独感とともに何度も襲ってきました。
この弱気に打ち克つ方法はただひとつ、なりふり構わずガムシャラに進み続けること!だけでした。

振り返ってみると、自分でもビックリするスピードと集中力でしたし、病的なくらいイベントのことしか考えていませんでした。
この期間はまさに「変性意識状態」で、時間の感覚が麻痺していました。
あまりにもはやかったため、準備不足で詰めが甘い部分もありましたので、もちろん慎重にじっくり時間をかけられる方は、そちらをオススメします。

長くなったので、Part1はここまで☆

まとめ

・開場規模はめちゃくちゃ悩みます!
 (大きすぎてスカスカは悲しい…小さすぎて来たい人が来られないのも悲しい…)
・一人ですべて決めようとするのは孤独なので、いろんな人にどんどん相談すべし!(特に経験者のアドバイスは心強さ100倍!)
・ちょっとでも立ち止まると弱気が出てくるので、一気にやってしまうこと!(変性意識状態を味方に!)

準備すること
・開場予約(日程決定)
・価格設定
・決済方法を決める
 (PayPal法人アカウントを作りました)
・申込手段を準備(申込フォーム)
・問い合わせ用メールアドレスを取得
・チラシのデザイン

次回は、告知開始後からの申込管理や、いろいろ出てきた問題への対処、
2日目の企画準備についてなど、書いていきたいと思います☆

チラシ最終

4月12日チラシ最終


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