ジーパンなんて履かない
ジーパンなんて今は言わないよ
深夜、テレビを見ていてショックなことがあった。
今の若い子はジーパンを履かないらしいのです。
ジーパンをそもそも持っていない人が多いらしい。
それどころか「ジーパンなんて今は言いませんよ」ときたもんだ。笑
「ジーパンはおじさんの履くダサいもの」なのだそうだ。
マジか。。。。
いつからそんな世の中になってしまったというのか。。。。
ベストジーニスト賞とか未だに普通にあるから、ジーンズなんて普遍のアイテムなんだと思ってたら、街頭インタビューに答えてた若い女の子なんか、「彼氏が水色のジーパンなんて履いてきたら、速攻ユニクロでも入って別のパンツに履き替えさせる」とまでのたまうのである。。。。
こんな時代がくる、という現実こそが未来のリアルそのものなんだなとガックリくる。笑
ジーンズ世代だからこその罪
自分を振り返ってみれば、自分は紛れもないおじさんです。
しかも休日には未だに501や503を履いていることが多い。
僕らの世代的には、オシャレとかという意識もなく、普通に普段着として履けるアイテムだから履いているのであって、なんの逡巡もなく物心ついた時からずっと履いているものだったのです。
ここで世間に負けて、いや、若い人たちの感性にすり寄って、「ジーンズを履くのはよそうかな」と頭をかすめたりもします。
「いや待て。すり寄ってどうするんだ」という自尊心も雄々しく立ち上がりもします。
そこでよーく自分を振り返ってみる。
確かにここ近年、自分がジーンズが似合ってないなと思ったことが何度もあることを思い出すのです。
おじさんの休日って感じだなーとコーデ途中でジーンズを辞めたことは一度や二度ではありません。
つまり、そういう感覚はやっぱり僕らにもあって、おじさんジーンズがダサいことはイメージにあったのですね。
しかし、悲しいことに、自分の脳が自らがそっち側にカテゴライズされていることを拒否していたというわけです。笑
自分がジーンズを履いている姿というのは、頭の中では未だにスリムでシュッとしてて、ジーンズが普通に似合ってるイケてる姿なんです。
幸い僕は長身だし、そんなにヤバくないと何故か思っていました。
でも現実の体型の印象は、なぎら健壱さんや温水さんとは違うにしても、さして実は遠からずなことに愕然とする。
それが役所さんや児玉清さんであっても問題の本質は変わらないのだ。
要は世間から見たら、ああいうおじさんたちが休日に履くもの、それこそがジーパンなのですね。
ある意味、若い人たちがジーンズを履かなくなった原因を僕らが作ってしまっていたのだった!
いつの時代も、いろんな意味でシュッとしてない奴が履くジーンズという履物は犯罪なのですね。
確かに。これがいかんのだな。
こんな時代がくる、という現実こそが未来のリアルそのものなんだなとまたまたガックリくる。笑
イケてるオヤジが履くジーンズ**
ジーンズと共に生きてきた世代ではあります。
ビンテージだブランドだとジーンズに僕はハマったわけではないのですが、ジーンズが似合わない若者では決してなかったのです。
なのにそんなジーンズに申し訳ない身体や風体に近付いているという現実は隔世の感を禁じ得ないし、そのこと自体がジーンズに対してひどい仕打ちをしていることになる。
世間からの抹殺を増長していることになるのですね。
ジーンズを辞めてしまうことはない。
ジーンズがおじさんのものだと言われてもいいじゃないかという声もあるとは思うし、その通りだとも思う。
しかし個人的には、ジーンズというのは年齢関係なくカッコよくないといけないと思ってる自分もいるのです。
イケてるオヤジが履くジーンズというものを見せないといけないのだ。
うん。勝手にそう思う。
これはもうイタリアやフランスでよく見かける、ラフにジーンズとシャツが似合うイケてるオヤジにならなければならないのです。笑
ジーンズのステイタスの復権に、微力ながらコツコツと貢献しなければ、ジーンズで生きてきた世代の一人として、ジーンズに対して申し訳が立たないのである。笑
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