見出し画像

963 一日たった5分の片付け

こんにちは!
(一社)全日本ミニマリスト協会です。

【一日たった5分の片付け】

ーーーーー

僕には4歳の長男と1歳半の次男がいます。
子どもは遊ぶことが仕事なので、毎日元気よく遊び、よく食べてよく寝て、毎日本能のままに生きてるまさに子ども。

毎日元気いっぱいなことが、幸せです。

おもちゃもそれなりにあって、絵本もそれなりにある。
毎日毎日レゴとかプラレールとかトミカとかを箱から出してばら撒いて、
片付けるのはもちろん親のお仕事。
4歳の長男は手伝ってくれるようになりましたが、それでも子どもなので多くを求めてはいけません。
手伝ってくれることだけ感謝だし、毎日おもちゃでいろいろと考えながら遊んでくれるのは喜ばしいことです。

おもちゃにも無関心だとそれはそれで心配になってしまいますからね。

ただ、この片付けが毎日毎日永遠に繰り返され、
最低でも5分はかかり、多い時には10分はかかっています。
まぁ子どもが小さいときにしかそこまで散らかしながら遊ぶこともないのですが、仮にこれが一生続くとなったら、どうでしょうか。

ーーーーー

子どもが遊んで散らかした物を片付ける時間はまだ許せます。
それは子どもなりのお仕事をしっかりしていることだし、散らかしながら、成長とともに片付けることも学び、いろんな物を触って手触りが養われていくものなので、子どものことはまだヨシです。

確かに毎日片付けるのはめんどくさいけれど、
逆に毎日おもちゃを散らかし放題しながら遊ぶほど元気なだけで十分幸せだと捉えるようになりました。

こう考えると、毎日の片付けもそこまで苦痛ではありません。

ただ、ここれ考える「一生の片付け」というのは自分のことです。

ーーーーー

例えば、今僕の場合は子どものことが大変なので、自分のことは正直どうでもいいです。
が、仮に自分の物も多くて散らかし癖のようなものがあったらどうでしょうか。

子どもの片付け+自分の物の片付けも必要になり、その分時間も奪われます。
自分が片付けられないもしくは物が多いから散らかるのであって、その分片付けにかかる時間が増えるのは事項自得かもしれません。

子どもの物がただでさえ多い中で、せめて自分の物だけでも少なくできておけば、片付けのための時間は必然として削られてきます。

「ただ物を片付ける時間」というのが人生レベルで考えた時に、どれくらいになるのか?
それを常に考えることができれば、物が少ないほうが良いという答えが必然的に出てくると思います。

物が多いから散らかる
物が多いから片付ける必要がある
物が多いから時間がかかる
物が多いから判断力も鈍る

物が多いというだけで、あらゆるリスクを背負っているのです。

ーーーーー

子どもの物に対する一日たった5分の片付けはまだ大丈夫です。
だけど、自分の物に対する片付けの時間が必要なことが僕は大嫌いで、その時間を削るには早めに物を少なくして、その少なさに満足でき、
物が散らからないことの爽快感を身につけることで、人生は変わると思っています。

物を片付ける時間が大好きならば何も問題はありませんが、
僕は物を片付けるよりもっと大切なことに時間を使いたいのです。

一日たった5分でも、一週間で35分、10日で50分。
こうやって塵も積もれば山になるで、多くの時間を無駄にしてしまうのです。

たかが5分、されど5分。
今目の前の5分を何かで失っていたとして、
その5分はもう二度と返ってきません。

そんなされど5分が一生続いたら、
その5分の価値は知らない場所にあるかもしれません。

時間を大切にするために、物を少なくするのです。
片付けなんかに時間を取られないように、物を少なくするのです。

そうやって浮いてできた時間で、自分はいったい何をどう過ごすのか。
その毎日たった5分の過ごし方が、将来的に誰でもできることにはならないと思います。

たった5分を浮かせるために、手放しをしましょう。
その5分が、将来を変える力になるかもしれません。

----------

累計で35万ページ以上読まれているミニマリストの書籍をKindleで出版しています。

ミニマリストオンラインサロン

防災特化型オンラインサロン

脱ステロイド全力応援サロン

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?