981 あなたは、十分頑張っている
こんにちは!
(一社)全日本ミニマリスト協会です。
【あなたは、十分頑張っている】
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僕は言霊を信じている人間で、
僕の声を聞いているのいつも自分だと思っています。
だから、僕の出す声が自分を創っていて、それが自分の心とか思考とか、
行動力やモチベーションに繋がっていると考えています。
だから、基本的には前向きな言葉、ポジティブな言葉で、
自分を鼓舞するような言葉で、自分に言い聞かせていることが多いです。
今までそうやって壁を乗り越えてきたというのもありますが。
しかしながら、この常に前向きな言葉などがしんどくなる人が一定数いるのも事実。
・人間らしくない
・無理している気がする
・そんなの心が追い付かない
・疲れる
いろんなことを言われてきましたが、
僕は僕なので1ミリも気になりません。
だけど、ミニマリズムの世界は終わりがない側面もあり、
どれだけ頑張ったところでなかなか終着点が見えず、
精神的に参ってしまう人がいるのもまた事実。
ミニマリズムというのは、終わりなき世界線なのです。
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人間の本能的な部分でもあるのですが、
例えば物をたくさん手放したとして、本当はそれだけ手放すことができていることが素晴らしいことなはずです。
だけど、まだ目の前に残っているたくさんの物があり、それで滅入ってしまう人が多いです。
できていることより、できていないことに目を向けてしまう。
そしてついつい、『まだまだやらないといけない』と思ってしまい、
心が折れそうになるのです。
僕は心から伝えたい。
『あなたは、十分頑張っている』
できていないことに目を向けたらキリがありません。
僕の場合はイケメンでもないし、お金持ちでもないし、何か特別な能力があるわけではないし、いたって平凡でその辺にいる人のひとりでしかありません。
人と比べたらなんでもどれだけでも卑下できるし、
自分の心を痛めつけようと思えばでどうにでもできます。
自分にない物を見つめると、心が傷むだけなのです。
だから、ミニマリズムで言うならば持っていない物より持っている物に目を向けて、今目の前にある物より今まで手放してきた物に注目したほうが精神衛生上は良いのです。
できていないことより、できたこと。
持っている物より、手放せたこと。
できていないことより、できたこと。
自分の心にとって、何を選択して、どこに注目したほうが自分を大切にできるのか。
そこが大事になってきます。
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簡単に不幸せになる方法は、誰かと比べることです。
今までたくさんの物を手放してきたでしょう。
不要な思考も手放し、不要なこだわりを手放し、不要な感情も手放し、
めんどくさいことも手放し。
でも人間生活って、どれだけ手放しても次から次へとなんだかんだ出てくるし、いつの間にか手元にあるし、自分がいるいらないに関わらず何故か増えてくる物がある。
それらに辟易することもあるでしょう。
でも、十分頑張っています。
まだまだ先があるとか、まだ全然残っているとか思わないで、
今の自分をその時その時認めることが大事になってきます。
背負っている荷物は多いかもしれないし、
これから下ろすべく荷物もたくさんあるでしょう。
でもそれって自分だけじゃなくて、みんな一緒。
みんな物をたくさん持って、物をたくさん背負って、
いつか手放そう手放そうとするけど「タイミングが今じゃない」ってなんだかんだ理由をつけて後周りにしているだけ。
でもそうやって誰だって生きてると思っています。
誰だって闇を抱えてるし、しんどい思いしているし、逃げたいときだってあるし、楽になりたいときもある。
ただ単に物を手放すだけがミニマリズムの世界ではないし、
むしろ目に見えないことを手放すことのほうが、苦労と苦痛が伴います。
今でも、十分に僕たちは頑張っている。
大人になったら誰も認めてくれないけれど、自分だけが自分を認めることができる。
いつでも自分は、自分の味方でないと、誰も褒めてくれません。
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僕も含めて、これから先きっとたくさんの物をもっと手放す必要が出てくるかもしれません。
手に入れるよりもはるかに、手放すことは時間と労力が必要になるので、
ある意味では一生手放し続けるかもしれません。
そうやって少しずつ自分をいろんな意味で楽にしていく必要があるのです。
未来は今の自分の行動次第で変わってくるし、変える力がミニマリズムにはあると信じています。
少しずつでいいので、行動していきましょう。
一日ひとつでもいいから、手放す習慣をつけましょう。
手放せないならば、一週間のうち一日でいいから何も手にれない生活をしてみましょう。
その繰り返しが、身軽になった自分を創ってくれます。
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