私史上最高の傘
私は雨が嫌い。
雨の日は何だかテンションが下がってしまう。
憂鬱な気分にもなってくる。
WEB会議だ、5Gだ、キャッシュレスだって
どんどん時代は進化しているのに、
傘だけは時代が変化しても
特に急激な進化を見せないまま
時代に取り残されている。
私は傘も嫌い。
片方の手が塞がるし、肩は凝るわ、
結局濡れるわ、壊れるわ、で
しまいには肝心な時に折りたたみ傘を持っていない。
だから、ずぼらな私は小雨の時は
なるべく傘をささずに走って帰ることも多い。
だから私は傘って何を使っても
同じだって思っていた。
どうせ傘は傘だから。
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そんな傘に文句しか出てこない私が
素敵な傘との出会いを果たすことになる。
その傘とは・・・
『ゴッホのひまわりの傘』
大学時代の気の置けない友人たちと(本当に大好きな友達)神社に遊びに行った際にその道中で見つけた。
神社に続く道の両脇には、
最近できたばかりのオシャレなお店や
昔ながらの小料理屋やなど
今昔様々な時代が入り混じっている
商店街があった。
そこで、ひと際目を引くひまわりを目にする。
真夏の超快晴にも関わらず、
雑貨屋のサイドに
でかでかと飾ってあるひまわりの傘。
値段も2000円くらいと割と普通の値段。
スカイブルーの鮮やかなベースに
ひまわりの黄色が映えていて
その色味バランスが可愛かったのと、
真夏の快晴の日に傘を購入するという
アンバランスさが面白くてすぐに購入した。
所謂、一目ぼれというやつだ。
※傘を購入した当日の写真笑
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勢いで購入したはいいものの、
これって実用的なんだろうか。
日常で使うのは目立ちすぎてしまうかな
ゴッホの傘って変な奴って思われるかな
周りの目を考えると
そんな考えが頭の中をよぎったりもした。
でも結局『この可愛い傘を早く使いたい!』
っていう気持ちのほうが大きくて、
すぐに使用した。
実際に使ってみると
傘を開いた時にぱっと気持ちも明るくなって
以前よりも雨が好きになった。
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『自分なりのお気に入りを普段の生活で沢山身に着け使うこと。』
これは私が大事にしていることだ。
ブランドとか値段とか世間的な価値ではなくて
自分がときめく“お気に入り”と近くで暮らしていくこと。
それは、嫌いだった雨の日が少し好きになれたようにお気に入りが近くにあると
プラスのパワーをくれることがある。
そんなことを気づかせてくれたゴッホの傘は
私史上最高の傘である。
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