外国にルーツをもつ高校生を対象にした『Rootsインターン』を開催。高校生との交流を通して感じたこと。
こんにちは。オールコネクトの広報です。9月月初、オールコネクトの東京支店にて、認定NPO法人カタリバが行う外国ルーツの高校生向けキャリア発見プログラム『Rootsインターン』を開催しました！
プレスリリースはこちらhttps://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000057.000070245.html
当日は、私もインターンに参加して高校生と交流を行いました。
その時の様子や、私個人としての感想を書いていきたいと思います。
前回の記事はこちら☟
■『Rootsインターン』とは？
『Rootsインターン』は、外国ルーツの子どもたちを取り巻く課題の解決に向けた取り組みです。
外国にルーツをもつ子ども・若者とは、国籍を問わず、両親またはそのどちらか一方が外国出身である子どもたちのこと。日本生まれ日本育ちの子どももいれば、日本と海外を行き来して生活してきた子ども、学齢期になってから日本に来た子どもなど様々な経緯・状況の子どもたちがいます。
言語の壁をはじめとした、数多くの課題と向き合っている子どもたちと企業の交流を通して、「日本社会とのつながり」と「未来への意欲」を届けます。
また企業側にとっても、数少ない社会構造的な課題に気づく機会・これからの日本の未来を担う次世代の価値観に触れる貴重な機会でもあります。
■当日の様子
当日カタリバさんからは外国にルーツを持つ高校生5名と担当職員3名がオールコネクトの東京支店まで足を運んでくださいました。
オールコネクトからは、営業部門担当者と企業広報部門担当者（私）、コーポレートブランディング部門の3名が参加。
お互い、最初の顔合わせの際は少し緊張した様子でした。私自身も、高校生という若い世代と接する機会は社会人になってからほとんど無く、『上手く話せるかな…』と不安でいっぱいでした（笑）。
大人6名、高校生5名全員の挨拶・自己紹介が終わるころにはみなさん笑顔が見られるようになりました。和やかな雰囲気の中、それぞれ生徒から私たちへのインタビューが始まります。
今回のインターンは、高校生から社員への取材が主な内容。高校生が自分が気になっているキャリアの視点から、私たちへ対話と取材を行い、理解したことや汲み取ったことを記事化。最後に発表を行います。
高校生5名を3チームに分け、私たちに15分間インタビュー取材。15分を社員3人分繰り返し、学生達はそれぞれキャリアに関する疑問や相談を行いました。
5人の高校生たちは、来日したタイミングや日本語の習熟度、それぞれルーツもさまざまでした。
自分の考えたことを自分の言葉でまっすぐにぶつけてくれる高校生たちに、私たちも全力で答えを考えました。
■当日私が感じたこと
今回取材が始まる前に、外国にルーツを持つ子ども・若者が直面している課題について、カタリバの職員の方に教えていただきました。
（詳しいことは下記のリンクから知ることが出来るのでぜひ）
言葉の壁は、氷山の一角
カタリバの方がおっしゃっていた言葉。「外国ルーツの子ども」と聞くと、私が一番に思い浮かべるのは、言葉が上手く通じないことによる孤立やコミュニケーションの齟齬でした。
ですが、そういった課題は彼・彼女たちが直面している課題の一部にすぎないんだ、ということをインターンを通して学ぶことが出来ました。
個人的には、高校を卒業して就職先が既に決まっている生徒からの
『職場に合わない人がいるときはどう対応していますか？』
『バイト先で嫌いな人にイライラして怒ってしまい、衝突してしまうのですがどう対応していますか？』
といった質問に、すごーく分かる...！（笑）と思いながらも、高校生たちが社会に出たときに上手く対処できるよう、私が普段働く上で意識していることを伝えました。
働く上で意識していることを伝えながらも、実際に行動に移せているのかという自分自身の普段を振り返るきっかけにもなりました。
大人でも仕事中怒っている人は沢山いますもんね…(>_<)
外国にルーツを持つ高校生も、考える悩みは日本の生徒と全く変わりません。
彼らが抱える環境要因による格差によって、日本での生活を諦めたり、自分の可能性を低く見積もってしまったりすることだけは、大人として取り除いてあげなければいけないと強く感じた1日でした。
このような機会をくださったカタリバさんには、感謝の気持ちでいっぱいです。素敵な1日をありがとうございました！
今回も最後まで読んで下さり、本当にありがとうございました。
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