“営業感”を出すべきか否かの話
営業マンに対して特に何も思わない人と毛嫌いする人。“営業”という存在には複数の反応が存在する。
フリーランスになって初めて営業したとき、話の切り出し方が全然分からなかった。どこまで雑談をすればいいのか。一応話は盛り上がっているが、本題とはズレた話題で盛り上がっているため、自分が提案したい内容を切り込めない。
「楽しかったですね!ありがとうございました!」と盛り上がるだけ盛り上がって終了。営業なんて全然できなかった。
試行錯誤を重ね、少しずつではあるものの営業ができるように。それと同時に営業を受ける場面も増えてきた。
いきなり本題に入る人
雑談が結構長めの人
ヒアリングばかりする人
流れがスムーズな人
正直な話をしてくれる人
いろんな種類の営業マンがいて面白い。営業を受けることも勉強になるため、積極的に営業を受けるようにした。
自分が営業をするときも受けるときも「ここからは営業ゾーンですよ」と空気が変わった方が、話が進みやすいことに気付き始めた。
雑談で盛り上がっていても本題に入らなければ意味がない。でも、どうやって切り出せばいいか分からない。
そこで「これは営業なんですけど〜」とハッキリ言うようにした。多少空気が変わったとしても、相手も営業を受ける態勢に入ってくれるし、こちらも提案がしやすくなる。
もちろん、営業するまでに「この人からサポートを受けるならお金を払うのは当然だ」と思ってもらう必要はあるけど。
これは関西人だけかもしれないが、話が長くなると「で、結局ナンボなん?お金かかんの?」と聞かれることが多い(もっと優しい言い方をする人がほとんど)。
お金がかかるのかどうかが気になると、どれだけ頑張ってプレゼンしても話が入ってこない。だったら、早い段階で「営業です」と言う方が営業しやすいなと思う。
僕が避けたいのは「お金がかからないような話し方をしながらも、最終的にはお金が発生する」ことを伝えること。「なんやねん、結局お金がかかるんかい」となるから。
お金がかかる前提で話を進めれば、条件や金額面での勝負ができる。営業部分以外でのストレスはなるべく与えないように。
営業に慣れている方や営業が得意な方にとっては「そんなやり方は営業としてダメ」と言われるかもしれない。
あくまでも僕なりのやり方だし、僕が住む地域に合わせたやり方なので、参考程度に考えてもらえれば。
ただ、営業は悪ではない。必要な情報を必要な人に届ける手段。自分が本当に良いものだと思えるなら積極的に提案すればいい。変にごまかそうとするのだけは避けないと。
分かりやすい営業マンとして営業をするようにしたい。
▼▼おばた・プロフィール▼▼
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