日々是雑感2017/8/3

地方の人間にとって東京とは憧れの街であると思う。あながち間違っていない。でも現実は東京23区のうちの一部だと思う。では東京西部は憧れなのかというとそうじゃない感もするが、個人的にはありだと思う。

東京西部は何度か立ち寄ったことがある。八王子は3回、立川は1回、国分寺は4回、多摩は1回。芸術大学の関係で街歩きを過去にしたことがある。ただし、立川と多摩はアニメ聖地巡礼での街歩きである。

東京西部はどことなく自分の地元に近い匂いと雰囲気がする。特に八王子駅周辺は何か地元と雰囲気が似ていて既視感を覚えた。ついこの間も…といった感じである。もちろん何度も行ける訳ではないので単なる気まぐれである。新横浜から横浜線経由しなければならないところや、東京駅から中央線で1時間快速電車で揺られることに慣れればいいが、逆算して考えるとちょっと不便であったり、結局地元とあまり大差ない。

地元にとって地元の大都市(自分なら名古屋市)は、確かに大都市であるが摩天楼というほどではない。名古屋駅周辺の再開発でビルが高層化しているが、本当に東京見たいかというとそうではない。東京は人も食も金も文化も集うが、名古屋駅周辺は文化が集まっていない。名古屋の文化地区と言われる(自分がそう思っているだけかもしれないが)栄地区は人も食も金もそこそこあり、文化も十分にある。東京と比較すると栄地区が近いのではないか。勿論都市計画や交通状況、昼夜や在住人口にもよるので比較するには難しいが、少なくとも住めない・過ごせない訳ではない。

お金や仕事の事ばかりで苦しい時は夢をみる事は希望を諦めていない証拠である。東京23区や西部の街並みに既視感を覚えた時点で、憧れは色褪せていないと確信を持った。憧れを持つことは自分にとっての生きる希望だ。

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