【詩】もう恋はいらない
恋は充分過ぎるくらいしてきた
片想いも
狂い死にそうなほど激しいものも
だからもう恋は充分
もうしなくてもいいんじゃない
恋なんてもうしたくない
恋の始まりのときめきも
視線が絡まり合う喜びも
彼を想う胸の高鳴りも
もう充分味わい尽くした
深い愛情で包まれる安心感も
愛されていると実感する嬉しさも
想ってくれているとわかる幸せも
もう充分感じてきた
私は恋をしていない自分が好き
平穏な日々が今は心地いい
恋は楽しくもつらいもの
どんなに想い想われていても
報われない気持ちが常にある
いつも心のどこかが寂しい
いつも恋は生活の中心だった
彼より留学を選んだ時でさえ
心の中は彼でいっぱいだった
そんな毎日は嬉しくも苦しかった
愛し過ぎていつも心が休まらなかった
恋をしている自分が鬱陶しくなっていった
恋はもうしたくない
私にはもう恋はいらない
©2023-2024 alice hanasaki
※この作品は創作であり、
私生活とは関係ありません。
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