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大好きな絵本の紹介

今日は好きな絵本を紹介してみます。

私が一番好きな絵本はこれ👇

シェル・シルヴァスタインの『おおきな木』
(原題:Giving Tree)。

確か小学校の教科書に載っていたと思う。
私は教室でこれを一人で読んで、
ものすごい衝撃を受けたのを覚えている。
実も枝も幹さえも、少年に与え続けるだけの木。
もらうだけ、全て奪い取って行く少年。
こんなことがあっていいのだろうかと
小学生の私は思った。
小さい頃、仲がよかった思い出だけで、
少年が大人になって忘れ去られても、
木は自分の全てを与えてしまう。
こんなに深い愛はあるだろうか。
これが真実の愛なのか、
と小学生の私は愕然とした。

シルヴァスタインの本は、ほかの本も深い。
『ぼくを探しに』(原題:The Missing Piece)👆
は、不完全でもいいと思わせてくれる本。
簡単な英語なので、原文でも読める。
…というか、英語の方が
作者の意図を理解しやすい。

レオ・レオニも好きな作家。
『じぶんだけのいろ』👆は色がとてもきれい。
自分の色がないことが悩みだったカメレオン。
でもそんなカメレオンも
自分の生き方を見つける。
この本も英語の方が、
作者のメッセージがわかりやすい気がする。

こちらはレオ・レオニの『スイミー』👆

教科書に載っていたので
覚えている人も多いはず。
谷川俊太郎の訳も素晴らしい。

ミシェル ヌードセン 著/ケビン ホークス 絵
『としょかんライオン』👆は、
”決まりは守らなくてはいけないけれど、
 それ以上に特別なことだってある"
とわからせてくれるお話。

シャーロット・ゾロトウ 著/酒井駒子 絵
『ねえさんといもうと』👆

違う人のイラストでも本が出ているけれど、
酒井駒子が描く小さい女の子の絵が大好きで、
私はこのバージョンを買った。
幼い姉妹の成長の過程で、
関係性が少しずつ変化する
できごとを表現している。

こちらは酒井駒子 作
『ぼく おかあさんのこと…』👆

小さい男の子とお母さんのそれぞれの愛情が、
どちらもよくわかる素敵な絵本。

これも教科書に載っていたよね。
新美南吉 作/黒井健 絵『ごんぎつね』👆

私はこの話も教科書で読んだ時、
切なくて泣きそうになり、
ぼーっとしてしまった思い出が…。
多分私、こういう“叶わない愛情”みたいな話が
好きなのかな…?

他にもたくさんあるけれど、今日はこの辺で…。

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