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ひどいことを言われた時でも,悪いのは自分?

最近,ある人にひどいことを言われて
落ち込んだ時に,昔読んだ本
『スヌーピーたちのいい人間関係学』に,
書いてあったことを思い出した。
それは,「人からひどいことを言われて
うちのめされるのは,言われた方にも原因がある」
というもの。

それは,「言われたことが真実ではないと
自信を持っていれば,
何を言われても平気なはずで,
怒ったり泣いたりするのは,
自分でもひょっとしてそうかもしれないと,
うすうす気づいているから」らしい。

確かにあまりに見当違いなことを言われた時は,
怒るよりも笑ってしまう。
ドキッとしたり,ガーンとなったりしたら,
相手を逆恨みせずに反省しよう,
…と,昔読んだ時は思ったのを覚えているが,
今回,ひどいことを言われたという内容は,
私の行動を一方的に悪く取って言った悪口。

私は善意でしたことだったのだけど,
相手には多分してほしくなかったこと
だったのだろう。
確かに私は相手にとって
嫌なことをしてしまったのかもしれない。
それでも悪口を言われて
傷ついた私が悪いのだろうか?
善意でも,相手が嫌だと思うことを
してしまったのだから,
悪く言われても仕方がない,と…?

でも,それなら
「いじめは,いじめられる方にも原因がある」
というのと同じでは?
みんな無意識に誰かを傷つけたり,
相手が好ましく思わないことを
してしまったりすることがある。

でも,わざとしたことではないなら,
悪口を言った相手も
悪いのではないかなと思ってしまう。
まぁ,結局はどっちも悪いのだろうけど,
悪口ではなく,私がしたことをそのまま
「~はしないでほしい」と言ってくれれば,
私も「あぁ,悪かった」と素直に反省しただろう。

だから今回の件は,この本の内容すべてが
当てはまるわけではないと,私は個人的に思う。
何事にも例外はある。
だからこの本の内容を思い出して,
二重に落ち込むのはやめた。

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