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狂気の愛を描いた、私の愛読書

山根あきらさんの企画、#愛読書で自己紹介
に参加させていただきます。

まずは名作の中から好きな作品を1冊。
夏目漱石の『こころ』

これはもう解説は不要かと思いますが、
親友を裏切って恋人を得たが、
親友は自殺してしまった…というあらすじ。
中学生の時に初めて読んで度肝を抜かれ、
一気に読んだ記憶があります。

人間関係における心理描写だけでなく、
さすが文豪、情景描写がすばらしかったのを
鮮明に覚えています。
久しぶりにまた読んでみたくなりました。


次は迷ったけれどこれにしました。
森 絵都の『カラフル』

森絵都は好きな作家で、
『風に舞い上がるビニールシート』もオススメ。

『カラフル』は生前の罪により、
輪廻のサイクルから外された“ぼく”の魂が
天使業界の抽選に当たり(!)、
再挑戦のチャンスを得たという話。
自殺した中学三年生の少年の体にホームステイし、
自分の罪を思い出さなければ
ならないのだが、結末がまたよい。


そして、映画の方が有名だけど、
フィリップ・ディジャン著『ベティ・ブルー』

狂気の愛を描くこの物語の主人公、
ベティは激しい性格の持ち主で、
読んでいるのが怖くなるほど。
今でいう統合失調症であるベティの気持ちが
私にはよくわかってしまい、
本を読んだ後、すぐに映画を観た。

気に入った本が映画化された場合、
がっかりすることも多いけれど、
期待を裏切らなかった。
本も映画も大好きな作品となりました。

映画は何度も観ているけれど、
本は長いこと読んでいなかったので、
久しぶりにまた読んでみようと思います。

そんな感じで3冊選びましたが、
まだまだ好きな本はあるので、
いつかまた記事にできればと思います。

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