見出し画像

教え子のことはずっと覚えているものだ

娘は5年生になって、
昨年度実習で来ていた大好きな先生が担任になり、
毎朝ちゃんとした時刻に登校している。
先生の存在って大事だね。
今まで散々遅れて行っていたのに、
「遅刻するのってダサい」
とまで言い出した。
遅刻して来る誰かを見て言っているのではなく、
今までの自分を振り返って言っているらしい。

4年生の中頃にも、
毎日ちゃんと登校できていた時期があり、
登校渋りは卒業したかのように
思えたことがあったが、
私が仕事を始めた途端に戻ってしまったので、
今回も何かの拍子に戻ってしまう可能性があると
わかってしまって手放しでは喜べない。
でもまあ、つかの間の安心感には浸っている。

そして昨日、保護者会があった。
新任の先生なので、大勢の保護者を前に
緊張していらして、こちらも応援したくなる。
自分もアメリカで日本語学校の
教員をしていたことがあったが、
初めての保護者会は冷や汗ものだった。
自分の方が親として経験豊かだからって、
新任の先生にマウントを取るような
保護者がいるのだ。

昨日もいきなり先生への要望を
厳しい口調でまくし立てていた人がいて、
先生が気の毒になってしまった。
新任だからって落ち度があるわけではなく、
自分の都合で要望を並べ立てていたので、
新しい先生に最初からそこまで言わなくてもなぁ…
と思って聞いていた。
どんな立場でも、頑張っている新人さんを
温かく見守れるような人でいたいと思った。

でも私の時はもっともっとすごかった。
ちょっと思い出しちゃった。
でもあのイジメにも近い洗礼を乗り越えて、
最後にはあの仕事が大好きになったのだった。
先生って素晴らしい仕事だよね。
懐かしくなっちゃった。
最初の教え子はもう23歳になっているはず。
私の教室にいた頃はやんちゃな7歳だったのに。
今頃何をしているのだろう…?
今でも結構よく思い出すし、
もらった手紙や似顔絵は私の宝物だ。
本人たちは忘れているだろうけど。

エッセイのマガジンはコチラ ↑

子育て関連のマガジンはコチラ ↑  

最後までお読みくださり,ありがとうございます!
他のエッセイ・子育ての記事も読んでいただければ,もっともっと喜びます😊

この記事が参加している募集

子どもの成長記録

仕事について話そう

応援していただけたら嬉しいです😊 よろしくお願いします❣️