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ALGO INSIDE#3 チャットブーストCV事業決定から3か月でサービスイン。コンサル出身者が実感した0→1フェーズの面白さ

こんにちは、Algoage採用担当です!

今回はAlgoageで活躍する社員を紹介するインタビュー企画第三弾として、社員数1万人を超える大手化学メーカー、コンサルティング企業を経て、創業期のAlgoageに飛び込んだ中島さんをご紹介します。

中島弘貴(なかじま・ひろき)
東京大学で経済学を専攻。卒業後、大手化学メーカーにてサプライチェーン領域におけるオペレーションと関連システムの最適化業務に従事。その後外資系コンサルティング会社にて、製造業大手企業に対し戦略〜IT領域まで幅広いプロジェクトに取り組む。2021年よりAlgoageに参画。


IT・ビジネススキルを磨きながら、キャリアの軸を探したメーカー~コンサル時代

ーー今日は宜しくお願いします!前半は中島さんのAlgoageに入社するまでのキャリアについてお話を伺います。新卒では、化学メーカーに入社されていますが、どのような仕事をされていたのでしょうか?

配属は調達・物流部門で、製造に関わる調達品のソーシングや、サプライチェーン全体の最適化を企画する仕事をしていました。例えばコスト削減は特に製造業だと利益に与える影響も大きく、重要なポジションだったと思います。

2年目からは、調達システムの企画管理も任されることになりました。具体的には、改善施策の立案、システム選定のための候補出しから、関連子会社やベンダーの方と一緒に、要件定義からリリースまで進めていきました。当時は、いわゆるDXというワードが流行り始めた時期でもありました。

ーー入社2年目にして、かなり裁量を持って仕事を進められていたのですね。

そうですね、あまり詳しい方もいなかったので。ITやデジタルといった領域自体に興味を持ったのは、これがきっかけでしたし、良い経験になりました。

ただ、本当に手探りで進めていたので、この領域でスキルや経験を磨く必要があると感じたのと、戦略立案や企画力といった汎用的なビジネススキルも身に着けていきたいというのもあって、コンサルに転職することを考え始めました。

最終的に4年弱在籍して、外資系のコンサルに入社することに決めました。

ーーコンサルでは、どういったプロジェクトに携っていたのでしょうか。

前職の経験もあり、製造業のお客様を担当するチームにジョインしました。

プロジェクトとしては戦略策定をする上流の部分からシステム導入をする下流の部分まで、幅広くやっていましたね。具体的には、デジタルを活用した働き方改革の企画立案や新規事業の実行支援、グローバル基幹システム構築プロジェクトのPMO業務等、色々な経験を積むことができました。

1年半とちょっと在籍していたのですが、どのプロジェクトでもITやデジタルといった領域は必ず絡んできて、スキルを高め切ったとは決して言い切れないですが、少なくとも課題解決に向けた思考力やコミュニケーション、ドキュメンテーションの基礎といったところは身につけられたと思っています。

ーーその後、次のキャリアとしてAlgoageを選んだ理由を教えてください。

そうですね、多少慣れてきたタイミングで、自分のキャリアについても考えられる時間が増えてきまして。

新卒の時もそうだったのですが、「絶対これをやりたい!」というのは特に無い人間で。明確にないからこそ、何かやりたいことができたときのためにITや汎用的なビジネススキルを伸ばす、という選択を取っていました。

ただ、考えていく中で、自分はコアメンバーとして好きなチームで裁量を持ちビジネスをしていく、といったことがやりたいのではと思うようになりました。

というのも、コンサル時代、規模の大きいチームで動いたり、反対に数人の小規模チームで動いたり、一緒に働く人も、自分が好きな人や尊敬してる人であったり、全然知らない人であったりするんですね。色々なチーミングを経験したのですが、少数精鋭で自分にも裁量があり、好きな人と働けることが自分にとって重要なポイントだったんだと気づかされました。

ネクストアクションとして、このタイミングで事業に移るのか、もう少しコンサル業界で経験を積んでからなのかといった迷いはありました。

結局、じっくり考えるために一度会社を退職したのですが、そのタイミングで大学で同じクラスだったCEOの大野と再会したんです。

ーー丁度次の選択を迷っているときに、再会されたんですね!

そうなんです。社会人になってからはなかなか会えていなかったのですが、久し振りに共通の友人を経由して飲みに行った際に「ちょうど新規事業を立ち上げるところだから業務委託で手伝ってよ」と言ってもらいました。

話を聞いて、スタートアップの実情を知れる良い機会だと思いましたし、大野がすごくワクワクしながら話をしていたので、面白そうだと直感でも感じて、転職活動と平行しながら業務委託で関わることになりました。それが、昨年の9月のことですね。

少数精鋭×DMM傘下というポジションを活かしたスピード感と優秀なメンバーに惹かれ、Algoageにジョイン

ーーAlgoageに関わり始めた時の印象を教えてください。

意思決定と実行のスピードがとにかく早い!と感じました。

僕が関わり始めたのは、チャットブーストCV事業(※)の立ち上げが決まってから約1か月後だったのですが、このタイミングで、既にプロダクト(『チャットブーストCV』)が出来上がっていて、ベータ版として導入いただけるお客様も決まっていることには驚きました。

このスピードは、Algoageがスタートアップ的な強みと大企業的な強み、両方を兼ね備えていることで実現できていると感じています。

Algoageは2020年にDMMグループにジョインしており、DMMが繋がりのあるお客様も含め、資金面などリソースをフル活用することができています。その一方で、思考と試行のバランスが良く、最速で意思決定ができる少数精鋭組織でもあります。

独立した意思決定もできつつ、亀山会長直下のプロジェクトとして位置づけられているので、グループ全体のメリットになることであれば強力なバックアップも得られる、そんな環境です。

※チャットブーストCVについて詳しくは、CEO大野のnote をご覧ください!

ーー業務委託ではどういった仕事をされていたのでしょうか。また、その中で正社員として入社を決めた理由を教えてください!

業務委託として関わった当初は、チャットブーストCVのトライアル導入を決めていただいていたいくつかのお客様の案件に入り、LINEアカウントの構築をリードする、コミュニケーションプランナーと呼ばれる役割を担いました。

入社の決め手になったのは、間違いなく優秀なメンバーが多いことですね。過去一緒に仕事をした人と比べても、確実に優秀な人材が揃っていると感じました。もともとコンサルにいた自分でも、こんなにロジカルに強い人たちには会ったことがなかったです。

次に先ほども挙げましたが、DMM傘下であることを活かした、意思決定や実行のスピード感です。デイリーやウィークリーでどんどん改善を回していくやり方は、自分にはフィットしていると思っています。

業務委託で仕事をし始めて1か月程経って、大野からも是非と声をかけてもらったので、正社員としてジョインすることに決めました。

入社後すぐ、オペレーション責任者という重役に。案件を回しながら運用の土台を作り上げた

ーー正式に入社されてから現在までの、Algoageでの業務内容について詳しく教えてください。

入社後はチャットブーストCV事業におけるオペレーション責任者をしています。

オペレーション責任者のミッションは、事業の売上とオペレーションコストに対してストレッチした目標を立てにいき、その目標を達成するために必要なリソースを用意し、リソースの中で最適なオペレーションを組むことです。

「最適な」オペレーションといいつつ、これをやる!ということ以外何も決まっていない中の動き出しでしたので、まずは案件を一通り回しながら最低限のオペレーションを固めるところからのスタートでした。

初めてのことなのでもちろん既存の業務プロセス等はなく、何が必要なのか、どうするのが良いのか本当に手探りの状況だったのを覚えています。

Googleや書籍、有識者の皆様のお力を借りながら、トライアンドエラーを繰り返して何とか前に進めてきて、今は、一周二周しノウハウも蓄積できた段階です。

12月から売上も立ち始め、動き始めて3-4ヶ月でここまで到達できているのはかなり順調だし、異常なスピード感だなと感じています。

ーー人数も限られる中、ゼロから手探りで進めてこられたのですね。
特に困難だった点は何でしょう。

チャットブーストCVは大枠ではマーケティング・広告サービスに分類されます。今となってはそこの知見も溜まっているのですが、立ち上げ当時はマーケティング業界や広告業界のノウハウをためていくフェーズだったため、ドメイン知識から身に着けていかなければいけなかったことですね。

また途中で躓いたこととして、用意していたベータ版のシステムの仕様を超えた一部のお客様の新しい要望に対して早急に対応するために、急遽仕組みを作り直したことです。

これらを乗り越えられたのは、何も決まっていない中、とにかく最速で前に進めながら考え、精度を上げていこう、という意識をメンバー皆が持っていたからだと思っています。問題に直面するたびに、新しいサービスを作り上げる難しさを痛感しますが、このメンバーだからこそ、楽しみながらできているのではないかと。

また、リソースを作る、という観点では、採用→教育も担当領域なのですが、売上目標の進捗は順調であるのに対して、人のリソース確保にはやはり苦労していますね。

入社1週間で採用も手伝って!と言われた際は驚きましたが(笑)、オペレーションを回すための体制構築に採用や教育は避けては通れないので、より注力していきたいと考えています。

ーー業務の中で特に面白いと感じているのはどんなところですか?

オペレーション責任者として売上目標を達成するにあたって、コミュニケーションプランナーと協力しながら、お客様の業界ごとに勝ちパターンのシナリオを見つけることにも関わっています。

このサービスでは多くの一般消費者に対して効果のあるコミュニケーションを設計する必要があるのですが、徹底的に論理的に考えたものよりも、感覚的でライトなコンテンツが響くこともあります。自分の中の普通が当たり前ではないんだな、と色々気づかされるのは、難しくもあり面白いですね。

Algoageは全員が主人公のつもりで成長を楽しめる環境

ーーでは最後に、今後どういった方と一緒に働いていきたいかを教えてください!

成長に貪欲で、誠実で責任感があり、最高の成果を追い求めるのが好きな方と一緒に働きたいですね。特に、自分の成長を事業の成果としてアウトプットできることを楽しめる方には、自信を持っておすすめできる環境です。

Algoageには、

  • 積極的な人には成長機会を与え

  • 信頼して任せ

  • 全力でサポートする

  • お互いにフィードバックし合い、それを喜びとして捉え、全員でレベルアップしていく

といった文化があり、みんな自分が主人公のつもりで楽しみながら仕事をしています。

また、施策を行う際は「誰が言ったか」ではなく「ロジカルに考えて、やった方がいいか」が重視されるため、どのメンバーでも施策を提案・主導するチャンスがあります。裁量を求める方、スピード感を求める方にはもちろん、ロジカルに考える力などいわゆるビジネスマンとしての地力を高めたい方には、とてもいい環境だと思います。

他には、サービスも組織も0→1の段階なので、責任感が強い人や、応用力があって、抽象的な任務を与えられても、楽しんで進めていける方ですね。

チャットボットを通して購買・サービス利用の意思決定を支援するマーケットはまだまだ未成熟です。最適解は見つかっていないので、これからAlgoageが作っていくつもりです。

会社としても、ロケットが発射台に乗りちょうど今打ち上がったような状態です。ベストなゴールを探し、最短でゴールまでの軌道を辿れるように会社を導き、さらにはスケールさせていく必要があります。私自身そこに楽しさ・面白さを感じていますし、同じ気持ちを持ってくれる方とはぜひ一緒に働きたいです。


最後までお読みいただきありがとうございます。
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