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【介護保険外】『止まらない需要、今注目の介護タクシーで開業!』仕事に必要な秘訣とは?

こんにちわ、アルゴです。

YouTubeで『脱サラさんに会ってきた』というチャンネルがあり、そこで個人で介護タクシー『あべケアタクシー』を開業された阿部さんについてご紹介されていました。
<参照動画>

阿部さんは長年ホテルマンとして、ホテルニュージャパンに勤めていたそうですが、ホテル火災があり職を失ってしまい、52歳で早期退職されたそうです。

そして試行錯誤のすえ、介護タクシーを個人開業。11年経った今は奥様と一緒に車両2台で営業しているとのこと。

詳しくは上の動画をぜひご覧になってくださいね😃

ちなみにホームページはこちらです。


介護タクシーの止まらない需要


動画のタイトルにもある通り、超高齢社会の中で、介護タクシーの需要は減るどころか、今後も伸び続けていくでしょう。

一般のタクシーなんかは一部自動運転のものがすでにありますし、介護タクシーも将来的には完全に自動運転化されるでしょうけど、乗降介助や外出先での付添いなどを含めると、人間の手によるものが今後数十年も必要であるはず。

動画の中で阿部さんは送迎だけでなく、相撲巡業や外食などお客様の楽しみになる外出にも同行されていると話されていました。

付添中の料金などについて動画ではお話されていませんでしたが、ホームページを見てみると、メーター運賃の他に基本介助料1000円となっていましたから、極めて良心的に思えます。

それでも年間売上1000万円ほど(経費引いて700万)という事でしたから、ホントに毎日一生懸命働いているんですかね。尊敬します!


介護タクシーといっても2種類に大別されます。

まずは介護保険で利用できる介護保険タクシー。こちらは要介護認定を受け、ケアプランに位置付けられていないとサービスを使えなかったりします。保険内なので料金は安いですが、いろいろ成約があるんですよね。

一方の介護保険外のタクシーは、かなり自由がききます。その分、料金も高くなります。

私自身も介護保険外サービスを個人で外出支援などをしているので、送迎という部分以外で楽しみの為に援助をしているという部分は、似たような位置付けになります。
(私の場合は介護タクシーではないので、移動に車両を使うことで一切料金はいただけず、基本的に『付添料』しかいただけませんが…)

このご時世でも、外出、楽しみの為に自費でも惜しみなくお金を払う方というのはたくさんいらっしゃるわけですね。むしろ、需要に対して供給が追いついていない状況。


初期投資の勇気


阿部さんの場合、開業資金に
・車両代340万円
・協会参加費60万円
・車椅子等100万円 合計500万円
かかったとのことでした。

しかし先程も書いたように、経費を除いた所得が年間700万あれば回収はできてると思います。

ただ、最初にそれだけ投資するってなかなかできることじゃないですよ😅

ホテルの退職金がたくさんあるとはいえ、うまくいくかもわからず不安を抱えている状態で大きなお金を投入すること・・・まして、これが個人事業であれば、生活にも関わってくるわけですからとても勇気がいることです。

ちなみに私は未だに、車椅子用の車両を購入できていません;;
私のサービスを利用するお客様は歩いて乗車できる方ばかりなのですが、そうした方々がいつまでもその状態でいることは考えづらいので、2,3年のうちには購入したいですね。


介護タクシー運営の秘訣とは?


動画の中で阿部さんは、介護タクシーの仕事に一番必要なのは『接客』であるとお話されていました。

いいかえれば接遇ですね。これは介護タクシーだけでなく、どの業種にも言えることではないでしょうか。

しかし私も同意見です。介護の仕事って、介護施設で働いている皆さんならよくわかると思うんですけど、必ずしもお客様(ご利用者)に対して良い接遇ができているとは言えないですよね。

ごめんなさい、ちゃんとやっている施設があるかもしれないですが、赤ちゃん言葉を使ったり、子どもの遊びをやらせたり、ナースコールで待たせたり、スタッフ同士が私語ばかりしていたり…どの施設も似たりよったりではないでしょうか。(経験談)

しかしそんな中でも、きちんと丁寧に接遇しているスタッフはいます。でもそういう人ほど早く辞めていくものです。

私も自分で言うのもなんですが、人一倍気を使ってはいました。実際、介護施設では自分が納得がいくサービスが提供できないと考え、結果、起業しました。

今後、10年20年と続けていきたい仕事ではありますが、サービス内容が変化していっても、その根幹たる大切な部分を絶対に失わなってはならないと今一度思いました。


私なんかまだ初めて2年半くらいのヒヨッコです。前回記事で書いたとおり、これから私の夢にむけて本当の戦いが始まります。

サポートですか・・・。人にお願いするまえに、自分が常に努力しなくては。