それぞれの子供たち
先週の土曜日は娘ちゃんUSJに友達と行くので、早朝から送迎。
彼女は仕事だから、大きな駅まででいいと言っていたけど、未だこっちの土地勘も無い娘ちゃんをそんな不安にさせるようなことはしたくないので、現地まで送迎した。
その道中。
「お母さんはああ言っていたけど、やっぱそれは不安やったろ?」
「うん。正直、知らん駅やし…TETSUちゃんが連れて行ってくれるって言ってくれた時、『助かった!』って思ったよ…」
と言っていた。
「暫くは知らない所行くの不安だと思うから、そこは全然甘えてくれていいよ。俺、極力協力するから」
「ホンマ!ありがとう!」
と言って、笑顔を見せてくれた。
でも、色んな話を聞いていると幼少期に父親と離れて暮らしだして、不定期だが父親と会う時は怖い思いを沢山したと言う。
実の父親は会いたがるくせに、暮らしていた町までは送らない人だったので、不安になりながら駅員や知らない人にどの電車に乗たらいいか聞いて、自力で帰宅していたらしい。
「なら、尚更俺そこは遠慮したらアカンよ!」
と言ったら、笑顔で「うん!」と言っていた。
問題はUSJに着いてから発覚。
入場ゲートに一番近い場所で降ろしたが、コロナで検温する関所みたいのが出来ていて、友達と合流できなかったので、クルマに戻ってきた。
取り敢えず、一駅離れたコインパーキングに車を停めて、電車で一緒に着いて行くと今度は身分証明書が無ければ、年パスを発行してくれないとのこと。
既に入園していた友達からの情報で高校の合格証で入れたというので、彼女の職場に電話して、その写メを送って貰って再度、チケット売り場で交渉。
どうにかこうにかは入れて、友達とも合流できたのを見届けて帰宅。
予約を入れていたリハビリには何とか間に合い、自宅に戻って、今度は実の息子と娘のスマホのセッティングをして、届ける。
娘とは余り話は出来なかったが、息子とはクルマの中で将来の話とかして、先日書いたような息子の成長を改めて目の当たりにした。
もう、何かアイツ、完全に考え方が大人過ぎて、俺はもう何も口出しすることはできないわ...(;^_^A
何処か嬉しくもあり、また、寂しさも感じる。
とは言え、俺が以前から
『男だから、こういう考えで生きて行かなきゃ…』
って、言ってたことをほぼ実践している。
俺が失敗したことはしなくてもいいから、こうした方が良いなんて、当時は偉そうなこと言ってたけど、実際アイツなりに考えて既に行動は起こしているんだなと感じた。
まぁ~今の時代”男だから…”と言うのは余りよくないのかもしれないけど…
で、クルマを乗り換えたので、前のクルマに履いていたタイヤとホイールを売りに行って帰宅。
早朝から夕方まで過密スケジュールで動き、仕事が終わった彼女と夕食を食べたらとんぼ返りでUSJへお迎えへ。
まぁ〜疲れたけど、充実した1日でした。
今の俺にとって、娘ちゃんも実の子供たちも何ら変わりはない。
でも、暫くは娘ちゃんの気持ちも尊重しながらちゃんと見守ってやらないとなって再認識した1日でした。
翌日...
「昨日はホント、ありがとう。TETSUちゃんが居てくれなかったらどうしようかと思っていたよ…」
と言いながら、彼女とお揃いで買ってくれたスヌーピーのキーホルダーをお土産に貰った。
正直、その気持ちがめっちゃ嬉しかった。
お土産もその言葉もね。
新生活はまずまずのスタートが切れてるんじゃないかなと…
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