一人の女性弁護士が史上初の男女平等裁判に挑む実話に基づく作品【ビリーブ ~未来への大逆転~】
こんにちわ、Alenです😄
この作品は、まだ女性だからという理由で就けない仕事も多数ありクレジットカードも 自分の名義では作れない。
そんな1970年代のアメリカで、のちにアメリカ合衆国最高裁判事となる一人の女性弁護士が性差別の思想と法律に挑む実話に基づくお話です。
今でも当たり前の様に差別はありますが、 この時代の差別というのは今とは比べものにならない物だったと思います。
それに今ではSNSなどのツールを使って、 影響力の大小はありますが誰しもが自分の考えを発信することが出来ます。
ですが当時は、自分の体自身で動いていかないと人の心を動かすことは出来ない訳です。 そんな激動の時代に道を切り開かれたこの 女性はほんとに素晴らしい方だと思います。
⏹️STORY
1950年代後半、ハーバード大学のロースクールの学生だったルース。 当時は500人生徒がいる中で女性はたった 9人しかおらず、女子トイレすらなかった。 そんな「女性は家にいることが当たり前」という考えの時代にルースは、家事も育児も分担してくれる夫マーティの協力のもとで 首席で卒業する。 だが女だからという理由で雇用してくれる 法律事務所はなく大学教授となるルース。
その後弁護士となることが諦めきれなかったルースは一つの裁判を扱うことになる。
それは、未婚の男性が母親介護のための所得控除を受けられないという事例。 当時の介護は「女性は家にいることが当たり前」という考えの為 女性が就くべき仕事と考えられ男性を想定していなかったために起こったものでした。
ルースはすぐにこの案件に飛びつき、訴訟にすることを決心。
当時200あまりもの性差別に値する法律があり、全てを根底から覆そうとする。 そして他の法律専門家から「100%勝てない」と言われる裁判にルースは挑むことになる・・・
⏹️見どころ。
いつもは、ここで見どころを長めに書いたりするんですが今回は一つの裁判を主軸とした物語なので書きすぎると見る方にマイナスになってしまう為、見どころは短めにします。
この作品では、前半はかなりスローペースで進みますが中盤~終盤にかけて特に最後の 口頭弁論のシーンは圧巻でした。
今回の様な作品を見ると私はいつも思うのですが、自分の知らなかった人物や出来事が 1つの作品を通して自分の体の中に染み込んでくることを思うと改めて映画の持つ力はすごいなと思いました。
⏹️差別なんてこの世に必要ない。
以前にこちら2つの記事でも書きましたが、
私はこの世に差別ほど無意味なものはないと思います。
少しでも異物だと感じた場合、ある一定の割合の人は差別をします。
そこから生み出されるものは過去の歴史から振り返ると暴力 暴動 戦争と負の連鎖を導くことになります。
だから、マイナスなものしか生み出さないものなんてこの世に必要ないと思うんですよね。
差別を無くそうと今回の映画のモデルとなったルース・ギンズバーグさんの様に実際に行動に移すことが出来る人はごくわずかだと思います。 でも一人一人が意識の中に差別というものを無くしていきたいと思うだけでも、人と人が正面から対等に接することが少しでも出来るのではないかなと私は思います。
最後に、差別の一つである性差別を負の連鎖から断ちきろうと勇気ある第一歩を踏んでくれたルース・ギンズバーグさんには心から尊敬させて頂きたいと思います。
彼女が切り開いてくれた素晴らしい道を、 今生きている私達が汚すのではなく少しでもより良い道にしていきたいと思いました。
⏹️予告
では今回はこの辺で終わりたいと思います。 最後まで読んで頂きありがとうございました!
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