マガジンのカバー画像

イタリア旅行記(中部)

158
トスカーナ州、ウンブリア州、マルケ州、ラッツォ州。 現地を歩いて、見て、食べて。 一緒に、旅するように読んで頂けると嬉しいです!
運営しているクリエイター

2019年1月の記事一覧

ピサの大聖堂

<イタリア旅行記(2006年秋・中部イタリア)no.45> 斜塔から降りてきて、ピサの大聖堂(Duomo di Pisa)を、見に行きました。 ピサの大聖堂内部 (Interno della Cattedrale di Pisa) シンプルなコリント式柱から、天井に目を向けると、フレスコ画が広がります。 ガリレオのランプ(Lampada Galileo) 右手に下がる、ブロンズ製のランプ「ガリレオのランプ」。 ピサ出身のガリレオ・ガリレイが、揺れの止まらないランプ

ピサの斜塔からの眺望

<イタリア旅行記(2006年秋・中部イタリア)no.44> ガリレオの世界「 重力の迷路・階段 」を登りきると、そこには、 素晴らしい景色、眺望が待っていました! 斜塔の頂から見る広場 (Piazza dal cima di Torre di Pisa) 頂の様子(Cima di Torre di Pisa) 真っ直ぐ撮ったはずなのに、改めて見ると、なんとなく塔のフェンスが右下へ傾斜していて、不思議な感覚。 まだまだ、ガリレオの世界の余韻が残っています。 写真の右側

ピサの斜塔の中の“迷路”

<イタリア旅行記(2006年秋・中部イタリア)no.43> 数年前から登れるようになったピサの斜塔(Torre Pendente)。 一度に登る人数、入場制限しているので、事前予約が必要となりますが、 塔の横にある「予約センター」でチェックして、空いている時間帯があれば、当日でも予約出来ます。 塔の断面図はこんな感じです。(↓:ピサで見つけた絵葉書です) ピサの斜塔の断面 (Sezione trasversale della Torre di Pisa) 塔内の階段(

ピサの斜塔の傾き

<イタリア旅行記(2006年秋・中部イタリア)no.42> この旅の最後の目的地、ピサ(Pisa)に到着です! トスカーナに住んでいた時は、何度も訪れていた街。 何度も、訪れながら、ピサの斜塔が工事中だった為、一度も登ったことが無い私。 今回の目的は、その、ピサの斜塔に登ること。 ホテルも斜塔の近くで、部屋から塔が見えることをリクエストして、 部屋に案内してもらいました。 早速、部屋の窓から見てみると…。 ピサの斜塔(Torre di Pisa) うん??なんか、違う

イタリアの鉄道事情

<イタリア旅行記(2006年秋・中部イタリア)no.41> ペルージャ(Perugia)から、まず、フィレンツェ(Firenze)へ。 そこで、列車を乗り換えて、トスカーナ州のピサ(Pisa)を目指します。 今回の旅でも、主な交通手段は、列車。 トレニイタリア(Trenitalia)と呼ばれる主要鉄道は、日本で言うとJR。 イタリア全土に広がっていますが、日本のイメージで利用すると、驚くことも多いです。 時間通りに来ないのは、当たり前。 5分前に行っちゃったよ…、という

ペルージャのアグリトゥーリズモ

<イタリア旅行記(2006年秋・中部イタリア)no.40> ペルージャ(perugia)のアグリトゥーリズモを発つ朝。 改めて、ゆっくりと宿の様子を見ることができました。 朝の光が入る部屋 (Camera con luce del mattino) アグリトゥーリズモの外観 (Aspetto d'agriturismo) 到着した時は夜だったので、しっかり見てなかったのですが、 3階にはテラスがあったんですね。 行けばよかったな…。 中庭(Cortile) そして

ウンブリア伝統料理のレッスン

<イタリア旅行記(2006年秋・中部イタリア)no.39> ペルージャ(Perugia)で滞在している宿から、車で10分程。 別のお宿兼レストランで、ウンブリア伝統料理を教えて頂けると聞き、 伺いました! ウンブリア特産の白トリュフ&黒トリュフ (Tartufo bianco & nero) 早速、ウンブリア特産のトリュフ(Tartufo)を見せてもらいました。 トリュフの素晴らしさは、何と言っても、香り。 黒トリュフよりも希少な白リュフは、さらに芳醇な香りがします。

ペルージャでの昼食

<イタリア旅行記(2006年秋・中部イタリア)no.38> ホットチョコレートを飲んだ後、軽めの昼食をとりにレストランへ。 もちろん、お薦め料理を、お願いしました。 赤ワインのリゾット(Risotto al vino rosso) コック修業時代に、モンティカティーニ・テルメ(Monticatini Terme)のホテルで、赤ワインのパスタを食べたことはあったのですが、 リゾットは初めて。 途中までブイヨンで炊いて、最後に赤ワインを加えて炊き上げる一皿です。 赤ワイン

ペルージャで、ホットチョコレート

<イタリア旅行記(2006年秋・中部イタリア)no.37> この日は、ウンブリア州の州都・ペルージャ(Perugia)の中心街へ。 丘の上にあるペルージャは、外国人大学もある、学生の街。 天気が悪かったのもありますが、やはり、内陸部。 11月のペルージャは、なかなかの寒さです。 ペルージャの街角(Angolo di strada di Perugia) マッジョーレ噴水(Fontana maggiore) 街の中心・11月4日広場(Piazza IV Nobembr

朝食は、美味しい生ハム食べ放題?

<イタリア旅行記(2006年秋・中部イタリア)no.36> 熟睡した次の日の朝、前日、あまり食事をとっていなかったので、 早速、朝食が用意してあるサロンへ。 美味しそうなパンやチーズ、それに、おおっ、生ハムまで並んでいます。 朝食のサロン(Salone della colazione) イタリアを旅する時は、地元の郷土料理を昼食、そして夕食と、 しっかり食べるので、朝食は軽めに…、と思うのですが、やっぱり誘惑には勝てません。 今日は、カプチーノだけ…なんて思いながら、

ペルージャのアグリトゥーリズモ

<イタリア旅行記(2006年秋・中部イタリア)no.35> 電車の乗換えを間違えても、なんとか、ペルージャ(Perugia)に到着。 駅からはレンタカーで、この日のお宿・アグリトゥーリズモに向いました。 車で走ること20分。 この辺りかな…、と迷いながら、やっと、丘の上の宿に着いた頃には、 陽もどっぷりと暮れてました。 でも、それも良し! こんなに素敵なライトアップで、迎えてくれました。 ペルージャ郊外のアグリトゥーリズモ (Agriturismo alla peri

久々の…間違い降車…

<イタリア旅行記(2006年秋・中部イタリア)no.34> 朝から、焼きたてパンも食べて、次の目的地、ウンブリア州(Umbria)のペルージャ(Perugia)へ移動します。 フィレンツェ駅から電車で約2時間半。 直行便には乗れなかったので、鈍行列車で、途中、乗換えてペルージャに向うことになりました。 しかし!乗り換えるべき駅のひとつ手前で、降りてしまったのです。 注意はしていたのですが、久々の間違い降車。 しかも、次の電車はIC(インターシティー:特急列車)で、 この

パオロのパン屋さん

<イタリア旅行記(2006年秋・中部イタリア)no.33> お世話になったアグリトゥーリズモ(Agriturismo)を発つ朝。 早起きをして、オーナーさんが、近くのパン屋に行くのに同行させて頂きました。 パオロのパン屋さん(Il fornaio da Paolo) 朝7時、パン屋さんの作業は、もう後半に突入。 お店の中を覗かしてもらうと、美味しそうに焼きあがっていたのは、 「トスカーナパン(Pane toscano)」と呼ばれる名物「塩なしパン」でした。 トスカーナ

フィレンツェ・マンマの家庭料理

<イタリア旅行記(2006年秋・中部イタリア)no.32> オリーブオイル農園から、宿に戻ったら、夕方から料理レッスン。 宿泊しているアグリトゥーリズモ(Agriturismo)のマンマに、 家庭料理を教えてもらいました! マンマのキッチンの窓際 (Finestra della cucina della mamma) イタリアらしいというのでしょうか…。 なんか、これだけでも、お洒落です。 フィレンツェ風クレープ(Crespelle alla fiorentina)