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よもやま雑記

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考えがまとまっていないことやこれから考えたいこと、日々感じたことなど、思うがままに書きます。雑記。
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#読書

新井敏記さんに会いにいった時の話。

新井敏記さんに会いにいった時の話。

今月号の雑誌『SWITCH』の特集が「ほぼ糸井重里」だということで、糸井重里さんが好きな私は、ひさしぶりにSWITCHを買った。たぶんこの雑誌を買ったのは、2・3年前のaiko特集の時以来、のような気がする。

SWITCH、と聞いて思い出すのは、編集長である新井敏記さんのことだ。

私は大学生の頃、スイッチ・パブリッシングから発行されている『coyote』という雑誌が大好きだった。というよりも、

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「未来」という名の過去との対峙

「未来」という名の過去との対峙

「マチネの終わりに」という、平野啓一郎さんの小説を読んだ。美しくて、聡明で、切なくて、儚い──そんな文章だなとおもった。先を知りたいのに、知るのがこわい。1ページ1ページ、大切に読み進めていきたい。久しぶりに、こんなに感情移入できる作品に出会った。

世界的に有名なギタリストの蒔野と、第一線で活躍するジャーナリストの洋子が、蒔野のコンサートを通じて出会うところから物語はスタートする。

「マチネ」

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年末年始に読んでおきたい本。

年末年始に読んでおきたい本。

年末だ。年末といったら、食っちゃ寝と読書だ。

本を読んでいると活字が心地よくてうとうとして、気づいたら朝になっていて、ああまたやっちゃったなあ、と思うのが幸せだったりする。

コルクのメンバーがおすすめする「年末年始にみたいもの」全43作品 | コルクのブログ

コルクさんが年末年始にみたいもの特集をやっていたので、私も年末年始に読んでおきたい本(一部はすでに読み終わった本)を備忘録してみること

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