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4月3日 期初に初心に戻るため、人形町へ

4月3日ですね。

昨日、末広町での商談の後、思い立って人形町に行きました。

ここは、私にとって思い出の場所。
スカウトされ、ある企業の設立に個人事業主として参画しました。
これが私の起業人生の始まりです。


それまでは個人事業という働き方すら知らずにいました。ましてや、やがて起業するなど全く思っていませんでした。

人形町とは、今の私を形作ったきっかけとなった場です。毎日通って、自分なりに学んでいました。


昨日、期の始めをきっかけに、初心を思い出すため、再訪しようと思いました。

ところが、街はずいぶん変わっていました。明らかに再開発による変化もありましたが、こんなお店あったっけ?というお店もちらほら。
当時も昼はあちこちに食べに出掛けていたはずですが、まだまだ開拓が足りなかったのでしょうか。
いや、そもそも、当時の私に余裕がなかったのではないかと思いました。


街を歩きながら、当時の私が何を考えていたか、どういう行動原理で動いていたか、努めて思い出していました。

それと同時に、私をスカウトして下さった方がどういう思いで起業し、私を導こうとして下さったのか。
当時の社長との会話の断片を思い出しながら、当時の私は何もわかっていなかったことを痛感しました。
ビジネスや起業とは何か。案件を確保する営業とは何か。教えていくこととは何か。継続的な経営とは何か。


おそらく当時の社長も色々なことを考えていたと思います。
ところが、未熟な私は、そうしたことを想像することもできず、結果として、期待に応えられませんでした。
つくづく、未熟やったなあ、と反省することばかりです。


結局、私は社長と袂を分かち、そこから長期にわたる個人事業主として現場を渡り歩く生活に突入しました。
そして、独学で様々なことを学んでいきました。


その期間が長かったため、独りで学んで実践して結果を出すやり方が身についてしまい、今に至っています。
そのため、私もメンバーに対してそういう基準で接してしまっているのでは、と反省しました。

今の私が当時の、18年前の私を教えるとしたら、どういうやり方が良いのでしょうか。
当時の私は頑なに取られる振る舞いをしていたのかもしれません。実際、客先では失敗だらけでした。
それであっても教え諭すにはどうすれば良いか。


今、うちのメンバーやパートナーとしてやっている技術者に、もう少しちがう接し方を考えなければ、と反省しました。

昨日、歩いてみてあらためて当時の社長への感謝の念が込み上げてきました。
その御恩は、私がうちのメンバーに実践することで返していこうと思います。

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