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#イール小説
我々がイブにウナギを食べるわけ
サイレンナイ、トホリーナイト。光害に毒されていない現代の都会人が想像するより万倍輝いている星空の下、走る影二つ。
旅装束、布を紐で結び付ける異国身のなり。二人とも背に結構大きな荷物を背負いながらも、上半身が前のめりで、両腕を後ろに伸ばして振るわず、極めて特異な走り方で疾駆している。
「おい!そこ止まれ!」
道路の先、関所からた衛兵がたいまつを持って立ちはだかる。年の瀬の時期に往来する人
イールの愛と憎 #ppslgr
「今年の土用の丑は二日もあるってよ。今年はどんなイール小説が出来上がるか楽しみだぜ。なあホイズゥ。むしゃむしゃ」
白い海軍制服の男はマヒマヒタコスを頬張りながら言った。同じにテーブルに座っている黒いチャイナ服のホイズゥはCORONAを呷り、「はぁー」とため息した。
「悪いけど。今年のイール小説は無しで」
「は?」
海軍服は驚いて動きが止まった。生野菜とソースがトルティーヤ端からボロボロ落
毎年の夏に起こるウナギ議論に対し私のスタンス
こんばんわ。恐らく世界唯一のイール小説家のアクズメさんです。
今年の夏は土用の丑が2日もあります。7/21と8/2です。漁師さん、養殖場、食品会社、職人さんが忙しくなり、飲食店にうな重のポスターが見られる頃、そしてSNSではそれを否定する言論が蔓延する。
最も食用されているニホンウナギ、ヨーロッパウナギ、アメリカウナギのどれも絶滅危惧種にされている。ウナギの生態は未だに明らかになっていな
やはり旅は一人に限る【DAY2】【暗黒イール真実】
【DAY1】
二日目、朝8時30分。我々はパシフィコ横浜にいた。
一部のnoteユーザーの間はミーム汚染によって堕天使の根城だと認識している。詳しくはお望月さんへどうぞ。
さて今日はなにしに来たのかていうと、法王ダライ・ラマが今日から3日間、ここで説法を行うからだ。こん回はこれがあったから日本に来れたと言っても過言ではない。
開演はまだ半時間あるが、既にいっぱい並んでいた。ライブなど大型活