『プロの視点からみた笑い』
昨日は
笑いを求めて
三重県名張市へ行ってきました♪
大阪から
特急で1時間と少し。
大阪で仕事をしている人も多い。
通勤圏内。
ここで落語会が開かれる。
私は、
知人から誘われて
『ふらっとらくご』という
落語会に参加した。
参加費は2000円。
木戸銭っていうのね。
若手の実力者3人。
繁昌亭大賞奨励賞を受賞された
笑福亭喬介さん。
お弟子さんの女性噺家
笑福亭喬明さん。
テレビでも活躍されている
桂源太さん。
絶対オモロいからおいで!
と言われ喜んで行った。
今か今かと待ちわびていた。
最初の一席は
笑福亭喬明さん。
若くて可愛い。
未成年に見えるが23歳。
初々しい感じ♪
声も可愛い。
マクドのアルバイト募集を見て
申し込んだエピソードあり。
カタコトの日本語しか話せない
外国の方と2人試験を受けて
外国の方は32点で合格。
喬明さんはなんと8点。
この点数は
うちでは雇えないと言われたそうだ。
すごく難しい言い回しの落語を
スラスラと言われた♪
それだけでカッケ〜って感じです。
3年目の方です。
続いて
桂源太さん。
土曜日の朝にテレビに出られている。
とにかく着物姿がサマになる。
貴公子みたい!
羽織を脱ぐしぐさが決まっていた。
後の打ち上げで
その話をふると
かなり練習したと言われた。
どうしたらカッコよく見えるか。
女性を演じる時に
本当にそう見える。
艶っぽいんです。
何を言っても爆笑になっていた。
期待の若手ですよ。
一度聞いてほしい。
トリは
笑福亭喬介さん。
奨励賞を取られた実力は本物。
柔和な表情で
みんなを安心させる。
笑いやすいのよ。
2回目の登場。
安定の話術。
会話部分の面白さ。
引き込まれます。
最後に「替わり目」という
演目をされたが
過去2回聞いたことがある演目だが
人によって表現の仕方が違うのが
とても面白い!
門流によっても変わるし。
皆さんの話を聞くと
マクラ(冒頭の緊張をほぐす話)が
いかに大事かよくわかる。
ある程度笑わせて
落語に入っていく。
私の周りの方は
大爆笑している。
笑い慣れているって感じ♪
それを受けて落語家さんも
ノッテいるのがわかる。
落語家さんも
やりやすかったわ〜と
打ち上げでも言われていた。
緊張しすぎると
上手く笑えないんです。
笑いは『緊張と緩和』と
プロのお笑いの方は言う。
いかに最初の緊張をほぐすか?
いったんほぐれたら
爆笑は目の前にある。
勉強になります。
落語家さんたちは
打ち上げでも気さくに話して
みんなを笑わせてくれる。
ちょっとした仕草が絵になる。
お皿を取る仕草一つが
いちいちサマになっている。
プロやねぇ〜
『新しいネタを学んだら
どれくらいの日にちで
人前に出すんですか?』
私が聞くと
『よく聞いているものは言葉だけなら2週間で覚えます。そこからが大変なんですけどね!』
と言われた。
これは、
自分流というか、
言葉を自分に落とし込んで
色をつける時間のことを
言っていると私は感じた。
noteでいうなら
推敲かな。
削ぎ落としたり
自分流につけ足したり。
会話の中で
面白いなぁと思ったのは
落語はやはり日本独特のものかなと
言われた。
文化的要素というのかな?
外国の方は物語としての
面白さはわかる。
表情やギャグには笑える。
でも、
情緒がわかりにくい。
例えば、
日本語で
『行ってらっしゃい』
という言葉。
英語では
『Take care』
見送るという感じになる。
日本では
『行ってらっしゃい』は
帰ってくることを前提にしての
言葉になるという。
英語と日本語では
前提が変わってくるのかな。
基本的な状況が違う。
江戸時代の話をしたとして
微妙な人情の機微が
果たしてどこまで理解してもらえるか?
の問題があるそうです。
プロというのは
いろんな見方をするんだと
感服しました。
深く掘り下げるんですね。
落語家さんは
普段の意識が面白いことに
常に意識が向いていると感じた。
同じ光景を見ても
面白く捉えていく力が凄い。
商店街の一場面の
ちょっとした切り取り方が
メチャンコオモロいんです。
笑いに真剣に向き合っていると
よくわかった。
noteを書く上でも
かなり参考になりました♪
上手く活用したいです。
皆さんにとって
何か参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
#66日ライラン
52日目
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