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あの日変化を求めた私へ、心からのありがとうを


こんにちは!アカツキ福岡(現時点で)最年少の吉武桃子です。
好きなことは寝ること、食べること、話すこと!


そんな欲望に忠実な私の、欲のままに動いた過去について、聞いてください。


突然ですが、みなさんにはホッと一息をつけたり、どこよりも自分らしくいられるような、かけがえのない場所はありますか?


私にとってかけがえのない場所は、大好きで大切な親友の隣、どんな夜も共に乗り越えた一人暮らしの自宅のベッド、毎週行くコーヒー屋さんのベンチ、そして女神様が優しく迎えてくれる、某有名コーヒー店です。


これらは私にとって、最初から安心できる場所として現れた訳でなく、誰かに与えられたものでもありません。
過去の私が毎日を生きる中で、漠然とした理想に近づくための変化を求めて選択した行動の先に得たものです。



私が私らしくいられる場所、その1


例えば、某有名コーヒー店。
そのお店との出会いは、前職でセラピストとしてサロンに勤めていた時でした。


「全てのお客様に100%の力でサービスをお届けしたい。」
「毎日を一生懸命に、必死に生きるお客様からいただける貴重な時間に、最大限の思いやりを添えたい。」


そんな気持ちがありつつも、うまくいかない日々と自分に疲れて、訪れた場所でした。


魔法のような詳しい頼み方やサイズの種類なんて全くわからないから、いつも頼むのはキャラメル味の冷たいドリンク、普通サイズ。


慣れてないのがバレないよう、心で何度か唱えて、準備をしていざ入店。
「こんにちは!」と今でも鮮明に思い出せるくらい明るく爽やかな一言が、私を迎えてくれました。


その店員さんは笑顔が本当に素敵で、緑のエプロンがよく似合う優しそうな方でした。
まるでスポットライトが常に当たっているかのような輝きと、「メニューはお決まりですか?」と尋ねてくれた優しさに、入店前の練習は発揮されず、おすすめしてもらった限定のドリンクを購入したことを覚えています。


特別なことは話さなかったけど、なんだかとても元気をもらえて、明日も頑張ろうと思えた瞬間でした。
その日をきっかけに少しずつ通うようになったその場所で、店員さんと親しくなったり、美味しいドリンクをもっと美味しくするカスタムを知りました。


悲しい時も嬉しい時も、1杯のドリンクとそこにいる人々が持つ優しさ、暖かさに惹かれて、そのお店の存在が、私にとって大きく、特別なものへと変わっていったように思います。


疲れた心と体で入店したあの日、きっと私は、きっかけを求めていました。
高校を卒業したばかりの、趣味も特技も特にない自分を変えたくて、無意識に、変わらない日常に少しのイレギュラーを混ぜたのだと思います。


某有名コーヒー店をきっかけに飲めるようになったコーヒーも、出会った人々も、今ではその一つひとつが私にとってなくてはならないもので、宝物です。


大きな壁や挑戦を前にした時に、乗り越えた先できっとまた新しい何かを得られるだろうと過去のイレギュラーな選択の先で得た宝物たちが、いつだって私の背中を強気な方向へと押してくれます。


私が私らしくいられる場所、その2


キラキラしながら働く人たちを追いかけて、自分もそんな姿に近づきたい!と考えて、悩んで、転職したアカツキ福岡。


当時の私にとって、この転職は非常に大きな挑戦でした。
全く違う業界で、実際に働く中で未経験の連続、個人ではなくチームで働くことのやりがいと大変さ、その全てに悩み、向き合って今の自分があります。


アカツキ福岡で過ごす日々は、決して楽しいだけではありません。
浅煎りのコーヒーのような、ジューシーでときめく甘酸っぱさに似たワクワクの日もあれば、どっしりとして心の奥底に染み入る深煎りのコーヒーのように、落ち込んで劣等感に苛まれる日もありました。
(※深煎りコーヒーも美味しくて大好きです。笑)


浅煎りコーヒーの日は大切な親友に想いを共有したいし、深煎りコーヒーの日はベッドで一人思い切り泣いたり、毎週行くコーヒー屋さんで弱音を吐きます。


そんな日常が、とても幸せです。
得た経験と知識、出会いの全てが私の心を豊かにしていることを実感します。


決して当たり前じゃない日々が、あの日無意識に変化を求めた自分の行動の先にありました。
想像なんて全く、これっぽっちもしていませんでした。


これからも私は、悩み考え、時に立ち止まりつつも前に進んでいきます。
私にとって幸せのきっかけになった場に立ち返ったり、成長の機会をくれた人たちを頼りながら。


変化するために必要なきっかけは本当になんでもいい。


人生は小さいものから大きいものまで、選択の連続ですね。
人が1日に行う選択の数は、最大で3万5千ほどになるそうです。


数ある1/35000、訪れる選択肢の中から欲望のままに選んで、これからも沢山の人と場所に出会い、心豊かに生きていきたいです。
あの日変化を求めた私、ありがとう!


そして、「自分らしくいられる場所を探している」
「今いる自分の環境を変えたい」
そんな気持ちを抱えつつ、どうしたらいいかわからないあなたへ。


もちろん、そのままのあなたも最高に素敵です。
ただ、最高なあなたがもっとより良い自分になりたいと、漠然とでも、わずかでも感じることがあれば、その直感は間違っていないと思います。


どんなに些細なことでも、意識的にとったいつもと違う選択で、今よりずっと世界が広がることがあると、私は思っています。
この記事を見てくださったあなたにとって、世界が変わる選択につながる、1つのきっかけになりますように。


貴重なお時間をいただき、ありがとうございました!

この記事は、CXアドベントカレンダー8日目2人目の投稿です。
前の投稿者は「さくらこさん」でした。
次の投稿者「安田さん」の記事もお楽しみに!