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アスランがいなくなった。 小学生の時に『ライオンと魔女』を読んでから、わたしにとってナル…
公園の木陰で本を読んだ。風がけっこう吹いていて、ずっといると身体が冷えてくる。『内なる島…
めったにコンビニには行かないのだけれど、今日はなんとなく行く気になった。レジには、たくさ…
スタバの店内は混んでいて、テラス席に案内された。風が心地よかった。『内なる島』を読みなが…
どんなひかりの加減なのか、赤城の中腹がみどり色だった。山は本当はみどり色だ。木があるのだ…
朝起きて、幼なじみのあずみちゃんとのことを思い出した。 小学校中学年くらいの時、あずみち…
カイトを飛ばす人がいた。正確には、人は見えなかったら、カイトが飛んでいたのだった。悠々と泳いでいるかと思うと、あっという間に見えなくなる。どうしたのかなと思っていると、また空に戻ってくる。木々の向こうで糸の端を握っている人がいるのだろう、その木の向こう側に何度も消えてはまた戻ってきた。糸を握る手に、どれほどの力を込めているのかと想像した。 凧あげをしたのは、幼稚園の頃か、小学校に入ってからだったか、初めてのことにわくわくしていたのだけれど、父があげてくれた凧のその糸を持たせ
スピッツがスピッツであるだけで、観ているわたしはしあわせになる。彼らが彼らであるだけで、…
うすくハロが出ていた。目を凝らさないと、そして見慣れていないと、見つけられないくらいの、…
麦秋。あとひと月ほどは、この眺めが続く。これからもっと深い黄金色になってゆく。刈り取られ…
突如としてジョン・カーニーにはまった。『シング・ストリート』がとてもよかったので、さかの…
花の咲き乱れるイングリッシュガーデンで、一番惹かれたのはギンドロの木だった。見上げると、…
朝から暑かった。むうっとする湿気と熱気をはらんだ空気。強く強く照る太陽。 半袖を着ようと…
公園のバーベキュー広場でハープを奏でる人がいた。彼だ、とすぐわかった。他にハープを弾く人は、そうそういない。彼だ、とうれしく思った。 何年か前に彼と話したことがある。ある有名なゲームで使われている曲を練習していて、思わず声をかけたのだった。あの曲ですよね。そうです、これが弾きたくて買いました、清水の舞台から飛び降りるくらいの気持ちで、買ってしまいました。すごい決断だったんですね、すごい。そんなようなことを話した。買ったばかりなので、まだこれしか弾けません、せっかく買ったんだ