不器用さん向けライフハック/②課題を分ける
基本の4つをおさらい
毎度同じ画像を使います、すみません。
今回は②課題は小さく分解するについて書きます。
やる気はあるのに・・・
・学校や仕事で与えられる課題が〆切までに終わらない
・自分で立てた目標が達成できない
・毎日コツコツやるべきこと(家事など)ができない
こういったことが繰り返されると社会的な信用を失うだけでなく、失敗体験によって自尊心が傷つきます。
私は憧れて入ったはずの美大で何度も留年しました。「やる気がないなら辞めれば?」と言われることもありましたが、「やる気は人一倍あるのに」といつも思っていました。(悔しくていつも泣いてたなー)
では、「やる気はある」ということを前提に。
課題や目標が達成できない理由を、2パターンに分けて考えて見ます。
失敗の2つのパターン
①先延ばしにしてしまう
「なんとなく大変そうだから、また今度にしよう…」
やらなければいけないことを先送りにして、なかなか手がつけられないというパターンです。何度も言いますが、やる気はある。じゃあなぜなのか?
目標とするものが大きく漠然としているので、どこから手をつければいいのかわからないからです。
②思いつきだけで行動してしまう
特に好きなことや自分の素晴らしいアイデアに対して、なーんにも考えずに始めてしまうというパターンです。
でも、見通しがたっていないまま始めた企画はどこかで必ず頓挫します。
「私って天才!」→「あれ…?」→「もうヤダ。私ってなんて馬鹿なんだ…」という流れ、あ〜〜〜、私もよくやります。本当に。あ〜〜〜
一見真逆に見えるこの2パターン。
でも、元をたどれば同じです。
そもそも課題が把握できていないので、達成までの段取りがわからないのです。
段取りを考え、先の見通しをつけるためにまずやるべきなのが「分解」です!
取り組む前に分解しよう
「困難は分割せよ」/ ルネ・デカルト
課題は、いくつかの要素、工程の組み合わせでできています。
大きくて複雑そうなものを、できるだけ小さく分けていくと、自分のやるべきことが見えてきます。「適切かつ必要なところまで」です。(デカルト先生が全部17世紀に言ってました)
そして、
「はじめの一歩はものすごく小さくせよ」
あ、これは私の言葉です。すみません。
上で「先延ばし」の話をしました。やり始めはやっぱり誰でも大変だと思います。やり始めたら結構楽しいのに、その一歩が出ない。
これは「ADHDあるある」ではありません。「人間あるある」です。
脳科学者の池谷裕二さんの著書の中に「やり始めないとやる気は出ない」という言葉が出てきます。詳細は省きますが…人間の身体と脳は、そもそもそういう風にできているんだそうです。
だから、はじめの一歩をとにかく小さく、楽にする。
私の手帳のルーティンチェック欄には「手帳を開く」という項目があります。一日中ダラダラして、なんにも勉強しなくても、手帳を開くだけで1個はマルがつきます。(「Noレジ袋」も合わせると2個です。笑)
そうやって、小さなマルを1個ずつ増やしていくことが「自信をつける」ということなんじゃないかと思います。
最後にもう一つ引用をして終わりにします。
読んでくれてありがとうございました!
「千里の道も一歩から」/ 老子
昔の人って、いいこと言う〜!!!
おまけ:おすすめTED動画
これを書いていたら思い出したので貼っておきます!
The First 20 Hours: How to learn anything-Josh Kaufman
面白いです。後半だけでもどうぞ!
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